A. | テーマとは関係ない話ですが爆弾酒の話をします。 洋酒とビールを混ぜて飲む爆弾酒は、酒に弱い人にとっては怖い存在です。酒の席で爆弾酒が回り始めれば老若男女問わず、酒量も無視してそのまま回ります。見るだけで吐きそうになる人たちは逃げ出したい気持ちになるでしょう。 会社の役員たちが集まった会食の席なら逃げることもできません。ややもすると罰ゲームが追加される可能性もあります。こういう時に必要な存在が黒騎士(助っ人)です。自分の代わりに爆弾酒を飲んでくれるありがたい人を黒騎士(흑기사、フクキサ)と言います。 『Sweet Home -俺と世界の絶望-』に登場する怪物の中に黒騎士の怪物もいます。 人を守りたいという思いが強すぎて怪物に変わってしまったのです。そうして怪物に変わっていく姿を見るのが気の毒で申し訳なく思い一緒に荷物を背負おうという欲望で怪物に変わった存在でもあります。 そのような怪物の姿はどんな姿をしているのか、ここではその姿は紹介しません。完全にネタバレになるからです。だから他の怪物の紹介で満足してください。 ①盲目怪物:目から頭頂部まで頭部のない怪物です。頭の切れた部分が蓮根のような形をしており、読者から蓮根怪物というニックネームがつけられました。ドラマではレンコン怪物が正式名称です。平凡な会社員でしたが同僚に裏切られ職場を失った後、怒りに耐え切れず怪物になりました。怪物になっても殴られるばかりの哀れな怪物です。 ⑧拳怪物:「怪物になってもいいのか?」という誘惑に負けて怪物になった犯罪集団のボスです。筋肉怪物に劣らない体格で姿が奇怪でぞっとします。 |