トップ >
コラム > FOCUS > 大韓民国の上位1%が住んでいる富村…奨忠洞
< 奨忠洞 >
3. 奨忠洞
北漢山が含まれている平倉洞(ピョンチャンドン)が「権力1番地」と呼ばれるならば、南山を前庭のように眺められる中区の奨忠洞(チャンチュンドン) は「財界1番地」と呼ばれる伝統的な富村だ。南山 (ナムサン)の奨忠壇公園の名称がそのままつけられた奨忠洞は、1960年代以降、企業や政治家、高級官僚が大挙して集中し、大韓民国最高の富村としての名声を築いた。しかし、最近では、住民の相当数が江南に移動し、名声も弱まっている。
それでも、奨忠洞が富村リストに名前を上げることができるのは、まさにサムスングループの創業者である故イ・ビョンチョル会長の自宅がここに位置しているからだ。このような理由から奨忠洞は現在、汎サムスンタウンと呼ばれてもいいほどに、サムスングループと新世界、CJグループが一帯の土地を大量に購入した状態だ。
奨忠洞は、第1世代の企業家が集まって住んでいた所としても有名だ。先立って明らかにした故・イ・ビョンチョル会長をはじめ、現代グループ創業者の故チョン・ジュヨン、柳韓洋行の創業者の故ユ・イラン、泰光産業の故イ・イムリョン会長、大韓電線の故ソル・ギョンドン会長などが奨忠洞の住民だった。
現在、奨忠洞に居住している財界人はCJグループのイ・ジェヒョン会長とハンソルグループのイ・インヒ顧問など、汎サムソン家の家族らだ。
<続く> 4. 竜山区の梨泰院洞(イテウォンドン)と漢南洞(ハンナムドン)
- 毎日経済Luxmen第54号(2015年03月)ソ・ジョンヨル、パク・ジフン記者 / 写真=毎経DB | (C) mk.co.kr
- 入力 2015-04-28 15:58:03