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大韓民国チキギ、食料・食品の安全保障で国民の健康を守る

www.protectkorea.com 

食糧と食品の安全保障を通じて大韓民国の健康を守ろうという運動が繰り広げられている。

社団法人大韓民国チキギ(守るの意)は、国民の健康のための100万署名運動を行い、1年間で50万人の国民の署名を受けた。

大韓民国チキギ側は「国内食料自給率は23%で、外国から輸入しなくては食べて生きていくことができない」とし「このような韓国の深刻な食糧安全保障問題を解決しなければならず、GMO輸入穀物から国民の健康を守るためにNon-GMO認証制度と環境にやさしい海外農業開発を急がなければならないということを趣旨に運動を行っている」と明らかにした。

大韓民国チキギは今年から、より多くの人々に韓国の食料・食品の安全保障の深刻さと重要性を知らせるために、全国の主要都市で「農業で大韓民国を守ろう!」というタイトルを掲げて1000人の会員が街頭署名運動に乗り出す計画だ。現在、韓国内のいくつかの団体がGMO輸入反対の声を上げて行っているが、肝心の代案はない現実だ。最終的には環境にやさしい海外農業開発が選択肢の一つだと大韓民国チキギ側は提示している。

食料自給率が90%以上である欧州先進国は早くから食料安全保障の重要性を強調して、全国各地で「食糧の武器化」という標語を簡単に見かけることができるということが、その傍証だということだ。

大韓民国チキギ側は「近いところでは、日本が自国の農地の3倍を外国に確保しているということは、既に知られている事実」とし「世界の穀物のブラックホールと呼ばれる中国は、全世界で積極的に農地を買い入れているのに対し、肝心の世界5大食糧輸入国であり、世界第2位のGMO輸入大国である韓国の食料安全保障政策は、国際穀物の価格が急騰する場合にのみ、瞬間的に目立つだけで微温的であるばかりだ」と指摘した。

大韓民国チキギは、海外農業の新大陸と呼ばれるブラジルに100人余りの若い農業者を派遣して3600万坪規模の大規模海外農業開発に拍車をかけている。この他にもケニア、フィリピンのような発展途上国の食糧援助、教育、福祉支援など、世界の飢餓と貧困問題解決のための国際救援活動にも多くの努力を傾けている。

大韓民国チキギのオ・ウンジョン広報チーム長は、「ほとんどの国民が我が国の食糧問題やGMO農産物の重要性をあまり理解できないながらも、多くの関心を持って参加している姿を見たときに、健康な食に対する国民の熱望がどれほど熱いかを確認することができた」としながら「しかし、GMOの輸入穀物が私たちの食卓を占領して食べ物が不良である以上、韓国がいくら先進国の仲間入をしても、子供たちの健全な未来は保証されることがない」と残念がった。

大韓民国チキギ100万署名運動は、国内の多数の報道機関と消費者団体、NGO、農業関連団体が参加しており、ホームページ(www.pkp100.com)でも署名が可能だ。社団法人大韓民国チキギの詳細については、ホームページ(www.protectkorea.com)で確認することができる。

大韓民国チキギは環境にやさしい海外農業開発を通じ、韓国内の食料・食品安全保障を解決し、健全な大韓民国を作るために設立されたNGOで、99年から今まで、世界8か国で海外農業開発に努めてきた。
  • 毎経ドットコム チャン・ジュヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-06 08:24:46




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