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< 増える日本に行く韓国人観光客 >
「東京秋葉原iPhone 6ツアー」
円安の余波で韓国のアーリーアダプター(新製品を最も早く接する部類)の間で、瞬間的に流行した日本のショッピング旅行だ。日本の現地で現在のウォン・円の為替率を適用してiPhone 6 64GB製品(アンロック、全世界のどこでも開通が可能)を買う場合、韓国のウォンに換算して80万あれば十分だ。税金を含んでもアメリカを除外したら最も安い水準だ。韓国では30万ウォン台になる補助金を支給されてこそ、この価格が可能だ。観光シーズンではない今、東京まで往復の航空券が20万ウォン台後半であるから、旅行してiPhoneを買ってきても残る商売になる。
円の価格が弱くなると、最もワクワクしているところは日本に観光客を送るアウトバウンド旅行社だ。福島の原発の影響に韓日外交関係の悪化まで重なり、事実上開店休業状態だった旅行社たちは最近日本観光需要が急増してうれしい悲鳴を上げている。
7日、ハナツアーは、先月日本に旅立った韓国の観光客が4万2000人以上と、昨年の同じ期間よりも121.5%急増したと明らかにした。ハナツアーの全体の10月海外旅行需要増加率が18.0%である点を考慮すると、日本旅行の増加の勢いは驚くべきレベルだ。
反面、日本の観光客の比重が大きい免税店は死にそうだ。為替レートのせいで相対的に国産の製品価格が高くなり、日本人観光客が目に見えて減ったためだ。ロッテ免税店は2012年日本人の比重が30%に達したが、今は15%と半分になった。
<続く>