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コラム > FOCUS > 世界が共感、女子学生が優秀なのはどこも同じ
韓国の各種国家試験と士官学校入試で「女風」が強い。このような現象は、韓国だけの現象ではない。
男子学生が女子学生よりも成績が劣ることは、英国と米国も同様で各国が対策作りに腐心していると、英国週刊誌エコノミストが報道した。数学を除けば、女子学生が全般的に優秀だということだ。
エコノミストは「劣った性」というタイトルで、7日に発刊予定の最新号にて、数十年前までは学校の成績で女子学生が男子学生に遅れたが、これからは逆転現象が現れるだろうと伝えた。
経済協力開発機構(OECD)が64カ国を対象に調査した結果、女子学生が全体的に男子学生よりも学習能力が約1年早いことが分かった。男子学生は女子学生よりも科目落第の可能性が50%高いことが現れた。ただし、15歳の少年を基準にすると女子学生よりも数学の進度は、3か月ほど速かった。
その理由は、学業に対する普段の習慣で左右されたものと解釈された。女子学生は男子学生よりも1時間多い、1週当たり5時間30分勉強をしているが、男子学生はビデオゲームやインターネット検索に多くの時間を費やしている。面白半分で本を読むと答えた割合は、女子学生が4分の3に達するが、男子学生は半分にもならない。学習態度にも差がある。学校の授業が「時間の無駄」と答えた割合は、男子学生が女子学生の2倍に達する。
エコノミストは、晩婚と出産率の低下が女性に高等教育の機会を広げ、既婚女性の就職も容易になったと分析した。さらに、大企業の経営者や弁護士、医師、金融家、政治家などの男性が占めてきた職業は、社会的達成を渇望する高等教育を受けた女性たちに戻ると予想した。