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コラム > 人物 > 「SuperM」を制作するニコル・フランツCMG副社長
「Kポップに惜しいと思う瞬間はなかった。PSY(サイ)から少女時代、また防弾少年団(BTS)までのすべてのアーティストの動きの一つ一つがKポップに意味のある瞬間だった」。
1日、ソウル市三成洞のコエックスで開かれた「2019ソウル国際ミュージックフェア(ミュコン)」に出席したキャピトルミュージックグループ(CMG)のニコル・フランツ上級副社長(写真)は「Kポップの歴史で惜しかったシーン」をあげる質問にこのように答えた。フランツ氏の所属するCMGは米国3大レコード会社のユニバーサル傘下のレーベルでNCT 127とSuper Mなど、SMエンターテイメントのボーイズグループの北米進出を支援している。
フランツ副社長は2011年に初めてKポップの可能性を発見した。「私が出会った何人かのアーティストが、自分は2NE1やCL(イ・チェリン)からインスピレーションを受けたと言っていた。その時、私はKポップについては何も知らなかった時代だった。インターネットですぐにCLを検索して、見てびっくりした」。
韓国の歌手への関心をBIGBANGやSHINeeなどで広げていたフランツ氏は、ついに「Kポップ伝道師」を自ら要望して乗り出すことになる。「抵抗がある人もいくつかの曲を聞かせれば、K-POPの魅力をすぐにわかる。それはKポップが持っている、最大の資産であるストーリーテリングのおかげ」。
来る4日に初のミニアルバムを出して活動するSuper MがKポップ米国大衆化の出発点だ。SHINee、EXO、NCTなど人気メンバーのみで構成するSuper MはCMGとSMのコラボで誕生し、下半期最高の期待の星として浮上している。