解説 | ハングル:코파라치 ハングル発音:コパラチ 意味:報奨金を狙って「防疫守則違反事例」を捜し求める人 解説: 新型コロナウイルス+パパラッチの合成語。報奨金を狙って「防疫守則違反事例」を捜し求める人を指す言葉。 2021年3月30日、韓国の新型コロナウイルス感染者は447人。 風俗店や教会、物流センターでは依然として新型コロナウイルスに感染する人が続出している。 だから社会的距離の確保を守ることを緩和するのは難しいだろう。 実際、社会的距離の確保が2週間延長された状態だ。 首都圏のカフェや飲食店の営業時間が夜10時までに延長され、映画館やゲームセンター、ネットカフェ、読書室、遊園地、理美容業、大手スーパーの営業時間に制限がなくなったことは、まだ幸いなことだ。 しかし新型コロナウイルスの拡散を防ぐために下した行政命令をあざ笑っているような人がかなり多い。 集合禁止を避けてシャッターを下ろして営業する飲み屋やクラブが1日も欠かさず摘発されている。 政府の行政力が及ばない所を埋める監視者たちが、彼らを捕捉するのに役立っている。 いわゆる「コパラチ」だ。 集合禁止命令に反したりマスクを着用しないなどの違反事例を探し写真を撮って通報する人たちだ。 金銭的な補償を狙ったことから名付けられたのはコパラチで、これを専業とする人が500人以上に達すると言われている。 国民の日常を監視する人に報奨金を与えることが非人道的な処置だという非難が起こると、今年は報奨金を支給しないという政府の方針が発表された。 いくらあげたから報奨金を狙ったコパラチが現れたのだろうか? 地方自治体別に申告報奨金制度を施行しているが、中央政府が支給した報奨金はオンヌリ商品券10万ウォンだ。 それも優秀申告者100人だ。 このお金をもらうために、生業を捨ててコパラチになるのだろうか? 少し疑わしい話だ。 報奨金よりも「あの人たちは一体何だ」と防疫規則を軽く考える人に対して腹が立ち申告する人ではないかとも思う。写真が撮られた人々は通報者に対して「わずか数銭のために良心を売る人」だと追い込むだろう。 |