解説 | ハングル:천재 ハングル発音:チョンジェ 意味:天下で一番、縁起の悪い奴 解説: 天才(チョンジェ)、「天が授けてくれた才能」という意味以外に「天下で一番、縁起の悪い奴」という正反対の意味もある。 天才와 天災(チョエンジェ)。 韓国語では2つの単語が同じように読まれる。 天が与えた才能には頭脳、つまり知能指数だけがあるのではない。 物理、数学分野だけでなく美術、音楽、体育、更には事業においても天才が別にいるという意味だ。 天が授けたリストに「災」もあるだろうか? あるだろう。 やる事なす事毎に失敗してしまう、本当に縁起がいい人もいるから。 ところで天才はどんな人だろうか? 孔子は、こう分類した。 生而知之者 上也 學而知之者 次也 困而學之 又其次也 困而不學 民斯爲下矣 「ある人は死に物狂いで行ってこそやっと悟ることができ、ある人は生まれつき分かっている」というのだ。 天才について行くことができる方法があるだろうか? 自己啓発書を書く人達は、よくこう言う。 「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむことができない」 しかし、鈍才たちは決して楽しむことができない。 要領を覚えるのも難しいのに、どうして楽しめるのだろうか? 本当の天才は、一般人は想像すらできないほど自分が追い求めることに没頭する。高難度の挑戦で楽しみを得たりもする。 だからサリエリがモーツァルトを越えることができないのだ。 人にとって天才は、それこそ「天下で一番、縁起の悪い奴」に他ならない。 |