解説 | ハングル:마상 ハングル発音:マサン 意味:「마음의 상처(心の傷)」から頭文字をとった略語。 解説:インターネット上でマサンを見つけたら馬上(마상)が飛び出してくる。最も一般的な表現は、馬上血統(마상걸투)だ。 馬に乗って槍を狙いつける西洋中世時代の一場面が突然連想される単語でもある。 「心の傷」を意味する造語を知った後、人々の反応は概ね似たり寄ったりだ。 ついにはこんなことまで省略して使わなければならないのか? 心に傷を受けた人に「マサン」と言えば、「何、そんなことで傷付くのか?」とからかうようで、心に傷を受けた人が自ら「マサン」と明らかにすれば、全く傷などは受けたような気がしない。 胸をえぐり返したような傷を負った場合、マサンなんて表現はしないようだ。軽く気分がが悪かった程度、ちょうどその程度の引っかき傷がマサンに似合う。例を挙げると、このような時だ。 例1 一昨日、BIGBANGのコンサートでちょっとマサンだった… A区域だったのに、私が他の人よりも気道が3倍以上狭いため、過呼吸症候群もよく起き、酸素を上手く吸えないというべきか、その時も息ができなくなり、本当に死にそうで抜け出たの。だから、私が出たいからちょっとどいてくれないかと尋ねたら、人々がどうせここで詰まって出られないから後ろから回って出て行けっていうのだ。私の後ろに数千人がいて、すぐ前に4歩進めば出られるのに。ここで、1次マサンがあった。 そうするうちに、今日のフェンスの人たちがそのフェンスから抜け出た人々を口先だけで言うコメントを見て、またマサンする。実際にずる賢く出て楽に見た人たちが多かったかもしれないが、本当の立ち後れるようだった人たちまで一般化しているようですごく癪にさわる。 例2 女子学生A:あんた今日太ったんじゃない? 女子学生B(Aの友達):え、マサン。 例で挙げた文章で見たように、主に女子学生がよく使う表現で、年を重ねた(?)男性たちが口にすれば、「そのように使うのではないです」という非難を受けてマサンしがちだ。 マサンという言葉に初めて接して、この言葉を19禁の単語と誤解する男性もたまにいるという。かなり昔とはいえ、韓国で有名な成人映画『愛馬婦人』シリーズを連想したようだ。 |