解説 | ハングル: 트바움 ハングル発音:トゥバウム 意味: Twitterに投稿して、モーターバイクに乗るフェミニストの人 解説: Twitterに文を載せて、モーターバイクに乗っているフェミニストの人。団体名ではなくて、そのような人々が自分のアイデンティティを表わす言葉だ。「トゥバウム」のウム(Wom)は、フェミニズム小説『イガリアの娘たち』に登場する言葉で、英語のマン(Man)*と同じ意味だ。 バイク、女、2つの単語を見て、一番最初に思う浮かぶのはどんなイメージだろうか? バイクに乗っている野性の男の腰に後ろからつかまってる女? あなた!怖いわ。 両目をつぶっているので周りの景色も、気持ちよい風も感じる余裕がない女。 偏見だ。 しかし、仕方がない。まだ世の中がそのような目で見ているのだ。 「女性の方がバイクに乗るんですね。それにとても上手に乗りこなしてます」 トゥバウムはこのような先入観を破るために作った言葉だ。トゥバウムのバイカーには先入観に答えるレッテルが貼られたりもする。「女性のように走る(Ride like a Girl)」、「男性の方がバイク乗ってますね?」
トゥバウムはTwitterで1万人のフォロワーを保有した女優、キム・コッピが提案したそうだ。女優活動よりバイクに対する愛が強いからか「バイク伝導師」というニックネームで通じている。 トゥバウムが有名になる時がある。 クィア・カルチャー・フェスティバル(SQCF)だ。 フェスティバルのメインである市街パレードを「レインボー・ライダース」が先頭に立って導くが、トゥバウムはレインボー・ライダースを結成している。 道路でバイク自体が少数者に属すからだ。この日だけは四輪車中心の交通文化から抜け出して、バイクを男性の専有物から解放させようという意味を込めたのだ。 * Manは男性を指し示すのでなく、一般的な人間を代表する。WomanはManから派生した言葉で、英語自体が男性中心社会の象徴だ。WomはMan+Womanの合成語として見ることができる。 |