解説 | ハングル: 완장질 ハングル発音:ワンジャンジル 意味: 集団の中で他人に被害を及ぼすほど権力を誇示する行動。 解説 腕章(ワンジャン、완장)* + ジル(질)**の合成語。集団の中で他人に被害を及ぼすほど権力を誇示する行動。 * 身分や地位を表すために腕に付ける標章 ** 職業や職責を卑下する接尾辞。 とてもおもしろそうだったから、インターネットのカフェ(コミュニティサイト)に入会して、最初はただ他人が投稿した文章を見ていた。 そうするうちに1人の会員が載せた投稿文を読んで気分が悪くなった。 自分だけじゃなくて、他の会員たちにも被害が及びそうだったので 意見を載せた。 このようなメッセージを受け取った。 「OO月O日からカフェを利用できます。 活動停止状態では文を書くことと修正、共有すること、購読などの活動をすることができません」 それまでは、カフェの利用が禁止されるという意味だろう。 筆者が体験した話ではない。 インターネットに無数に上がってくる事例の一つだ。 このような経験を上げる人々は、たいていカフェの運営者やスタッフのワンジャンジルだと主張する。 ワンジャンジルをする人は、内部で権力を持った人だ。ワンジャンジルが行われるコミュニティで、「もう見たくない」と一言いったらワンジャンジルの犠牲者になるだけだ。 ワンジャンジルに面白みを感じれば、きっと続けて小さな権力を誇示しようとするだろう。 「---腕章は、たいていお調子者の男かせいぜい身分が高くても地頭に過ぎなかった。それでも自分が神のような官職についたように喜んで、あちこちを掻き回し始めた。ひたすら掻き回すが、まず興味を持ったら…..」 小説家ユン・フンギルが『腕章』という作品で書いた内容は、オンラインのコミュニティでもそのまま通じる。 それでもコミュニティは、一か所にあるだけじゃない。ワンジャンジルのせいで怒った会員が離れればコミュニティは次第に荒れはてるだろう。だから、ワンジャンジルはチンモクジル(親睦ジル:相手に害を与えるほど仲よくすること)、チャニャンジル(称賛ジル:迷惑になるほど褒めること)と共にコミュニティを滅ぼす3大要素に選ばれる。 |