解説 | ハングル: 담당일진 ハングル発音:タムダンイルジン 意味: 社会的適応力や見識が足りず、不本意ながら迷惑をかける人を対象に正しい教育を実施する不良 解説: 社会的適応力や見識が足りず、不本意ながら迷惑をかける人を対象に正しい教育を実施する不良。 軍隊や学校でまともに適応できない人たちがいる。 彼らを関心兵士、関心学生と呼ぶ。 関心兵士たちが問題を起こしたり、またはストレスに耐えられず自害したりするのを防ぐために前からいた兵士の中から担当を決めて、注意深く見守るようにする 。 学校でもしっかり適応できない学生がいるとクラスのリーダーに面倒を見てくれとお願いしたりする。 これだけなら、どんなにいいだろうか。 楽しく遊んでいたのに雰囲気を壊したり、学校の規則を破ったりする。不審なことをした時は、割り込んできて、先生に見つかって団体で気合を受けたりもする。最近の子はこのような少し足りない友達*を放っておかない。 * このような学生を関心学生に分類せずに「チンタ」とからかって無視し、危害を加える。「チンタ(新造語辞典の該当項目を参照)」は社会性に欠けて、情けないことをする部類を意味して、いじめられっ子の代用としても使われる。 だからと言って、普通の生徒たちは指を指すなど、直接前に出ることを嫌がり、普通は不良が目の前で処理する役割をする。 周りを気にせず雰囲気を害するチンタを喧嘩っ早い不良が除去するという、一種の以夷制夷的な発想だが、不良を美化する副作用がある。 タムダンイルジンは、不良にも様々な不良が存在するという主張に繋がる。 「不良にも善なる不良がいて、悪い不良がいて、勉強ができる不良、頭がおかしい不良など様々な不良がいる」 このような主張が受け入れられたのか、インターネット上では「タムダンイルジン」という用語を批判する人は必ずチンタ扱いする傾向さえある。 かなり危険な発想だ。 暴力の優劣で順位を決める不良に属するのなら、勉強ができてもできなくても、美男子であろうがなかろうが、歌が下手であろうがなかろうが暴力的な学生だからだ。 不良にも有益な役割があると考える学生たちも、自分が暴力の被害者になるなら、これ以上タムダンイルジンの行動に拍手を送ることはないだろう。 |