解説 | ハングル: 상상코로나 ハングル発音:サンサンコロナ 意味:想像コロナ 解説 疲れや頭痛、微熱など日常的に軽く起きる症状にも新型コロナウイルスの感染を疑うようになるという意味。 最近、隣の席の同僚のせいで、気がおかしくなりそうだという人がいる。 普段からきれい好きで有名な人なので、新型コロナウイルスが猛威を振るう最近は言葉で表現できないほどだ。 何かに触れるだけで消毒剤を塗って、ティッシュできれいに拭く。 その程度なら我慢できる。隣の人に被害を与えるわけではないから…。 しかし、30分ごとに電子体温計で体温を測るためピピッと音がするし、温度を測ったら、それで終わってほしいのに、 「私、ちょっと熱があるみたい、触ってみてくれる?」と言うので、本当におかしくなりそうだ。 サンサンコロナ患者は意外と多い。 頭が少し痛いし、それで額を触ってみたら熱っぽい。大丈夫だろうなと思ったのに急に喉が痛くなり、新型コロナウイルスにかかったのかと思ってしまうのだ。 職場や家の近くに感染者が訪れたという噂が出たら、それこそ恐怖だ。 その場所に訪れたのが数日前でも、ウィルスが室温で長生きできないという専門家の説明を聞いても、なんとなく気まずい気持ちは変わらない。 サンサンコロナも病気かって? 新型コロナウイルスまではいかなくても病気になることがある。 ストレスが溜まり、これを解消する適当な処方がないので頭痛、めまい、胸の痛みが訪れる。だから想像から生まれた病気だ。 新型コロナウイルスに劣らずサンサンコロナで頭を悩ませている人たちのために、大韓神経精神医学会が「心の健康指針」を紹介した。 - 嫌悪の感情を減らし - 自分の感情と体の反応に気付いて - 不確実性を自然な現象として受け止めて - 家族と友達とのコミュニケーションを休まずに - 価値があって肯定的な活動をして - 規則正しい生活をしろという助言だ。 新型コロナウイルスが、多くの人々を道人に仕立てているようだ。 |