解説 | ハングル:코로나 블루 ハングル発音:コロナブルル 意味:新型コロナウイルスの長期化により感じる憂鬱感 解説 新型コロナウイルス+Blueの合成語。新型コロナウイルスの長期化で日常生活に制約が生じて現れた憂鬱感や無気力症を意味する。 韓国では、新型コロナウイルスで自宅隔離中の人は計3万7248人だ。 家にだけ閉じこもって暮らす「チプコク族*」になったのだ。 家族や職場の同僚が感染者になり隔離されるか、海外に滞在して入国して2週間の隔離が義務づけられた人たちだ。 ウイルスを恐れて外出を嫌う人もいる。 さらに保育所、幼稚園と各学校が閉鎖され、子どもと一緒に家にいる人の数が途方もなく多い。500万人は上回ると推算されている。 外に出ると感染するかもしれないという不安から周りの人を警戒するようになるし、 家の中だけに閉じこもっていてもイライラするだろう。 そうしていると、自分が無気力に感じられることもあるだろう。 もしかするとウイルスが私たちの心まで蝕むのではないか心配になる。 だからといって、自宅隔離者は外に出てもいけない。 「息苦しくてたまらない」と自己隔離指針に違反し家の外に出て歩き回り、 摘発される人が毎日6~7人ほどいる。 全体の隔離者に比べれば数少ないが、彼らによって消えていく伝染病の火種が蘇ってはいけない。 自分だけ憂鬱なのではなく、社会全体が憂鬱で不安だという事実を認識すれば、少し慰めになるのではないだろうか? |