解説 | ハングル:무적권 ハングル発音:ムジョククォン 意味:無条件 解説 無条件(ムジョクォン、무조권)を書き間違えた言葉。正書法が間違った言葉だが、妙に流行した。 一時、正書法を知らなかったり、わざと破壊するために作られた単語が出回ったことがある。 シリョプケ(시렵계)、ウェアンデンデ(외않됀데)など。 大半はまもなく消えていったが、ムジョククォンは運がいいのか、生まれがいいのか、生き残った。 理由は何だろうか? 知らない。 ムジョククォンだから。 「他の人々が私を呼んだら しばらく考えてみるが あなたが私を呼んでくれるなら 絶対駆けつける」 一時流行した歌手パク・サンチョルの『無条件』のように「ムジョククォン」が生き残るのに条件など必要ないだろう。 だから対敵するはずがない無敵だ。 金も名誉も、いや、命まで草芥のように思い、駆けつけるという愛の前に立ち向かうはずがないだろう。 無条件の愛、現代ではありふれたことではない。 ムジョククォンの前に無条件に身を投げ出したくなる気持ちになる。 |