解説 | ハングル:JS ハングル発音:ジェイエス 意味:営業マンや相談員がモンスター顧客を見極めるために入力しておいた英語の略 解説: 営業マンや相談員がモンスター顧客を見極めるために入力しておいた英語の略。「ジンサン(モンスター顧客)」とは、常識外れの行動をしたり無理な要求をしたりして従業員だけでなく他の客にも不快感を与え被害を与える人を意味する。似たような言葉ではソンノム、ソンギョン(犬)、ケクノム(客)、サンジンのママ、サンジンのパパと呼ばれることもある。 「お客様は王様だ」 モンスター顧客にこの言葉は金科玉条だ。 自分がどんな要求をしても店の主人や従業員は親切でなければならないという信念を持っている。 タメ口で自分の探している物がないと怒るお客さんが、たまに来るくらいならまだマシだ。 常連になると本当になすすべがない。 特に、オーナーがいる時は静かで従業員が一人でいる時は王のように君臨しようとする客なら従業員にとっては悪夢そのものだろう。 こんなお客さんたちは自分がモンスター顧客だという事実を認めようとしない。 なのでJSのような表示が登場した。 従業員同士で「あの人注意しろ」と知らせる警告表示だ。 一時は、ゴルフ場のキャディがゴルファーの機器のどこかにモンスター顧客を知らせる隠密な印をつけていたそうだ。 全国どのゴルフ場に行っても、キャディーに気付かれるようにした印だ。 週に1~2回フィールドを訪れていたころ、この話を聞いたことがあり自分のゴルフバッグのどこかに印がないか必死で探したこともある。 ホールごとに下ネタを言ったり、ボールを見つけにくいラフに送ってからはキャディーがボールを見つけられないと叱ったり、ボールを探しに行ってはポケットいっぱいにボールを拾ってくることが多いゴルファーがモンスター顧客に挙げられる。そして何よりも自分がミスをしておいて「お前のせいだ」とキャディーのせいにするゴルファーがキャディーを苦しめる。 |