解説 | ハングル:핫산 ハングル発音:ハッサン 意味:仕事の代価をまともに受けられずに不当な扱いを受ける人 解説: 仕事の代価をまともに受けられずに不当な扱いを受ける人。主にゲームや漫画、アニメ、海外の映像をアップロードする人に使われる。 時事漫画作家チェ・ジリョンの漫画の中に「旅路」という作品がある。 その作品の主人公がハッサンだ。 インドのニューデリー大学で経済学を専攻したエリートだが、なぜか韓国に来て中小企業の工場で雑用をしながら苦労している人物だ。この会社の社員にひどいいじめを受ける。 そして、DCインサイドでティム・ワルドがPRGゲーム「Fallout4」のハングル翻訳を終えた後、その意味が拡張された。「Fallout4」はゲームのテキストだけで17万5千行に達するため、ハングルパッチは不可能だと思われていたが、ティム・ワルドが進んで翻訳をして1年で終わらせてしまった。 これをきっかけに「ハッサン」の意味が雑用を一手に引き受けていたり、インターネットに自ら才能を寄付したりアップロードする人へと広がった。外国語ができるという理由だけで背を押されてあらゆる情報を翻訳する人、翻訳された情報をもとにイメージを作る人、字幕を作る人などがコミュニティのハッサンとして浮上した。 ウェブトゥーンハッサン、ハングル化ハッサン、翻訳ハッサン、絵ハッサン、ファンフィク(ファンによる二次創作)ハッサン。 アマチュア翻訳家たちが暇を作って載せた翻訳物のクオリティが高い場合は、当然関心の対象になる。そのうち彼が「翻訳しておいた備蓄分がなくなっていくため、そろそろくたびれてきた」と書き込めば、こんなコメントが数え切れないほど書き込まれる。 「頑張れハッサン」 「働けよハッサン」 |