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SOULPOT STUDIO、モダンに解釈した21世紀ソウルの一日

2015 S/S ソウルファッションウィーク…Soulpot Studio 

  • SOULPOT STUDIO、モダンに解釈した21世紀ソウルの一日
デザイナーキム・スジンが静的ながらミニマルなスタイルを見せてくれた。Soulpot Studio(ソウルポットスタジオ)2015 S/Sコレクションが、ソウルファッションウィークが行われているソウル中区の東大門デザインプラザ(DDP)アリム2館にて19日に開催された。今回のコレクションはベージュ・グレー・オリーブグリーンなど、落ち着いたニュートラルカラーを使用して、まるで大都市の静かな朝のような雰囲気を生み出した。又、韓服(ハンボク)からモチーフを得た素材を洗練に再解釈したアイデアが目立つステージを見せてくれた。

ソウルの市民たちの忙しい動きやニュース画面のサウンドを交差した映像がスクリーンの上に広げられ、すぐに低い位置でポニーテールをしたモデルがステージに上った。未来的なホログラフィック素材が目立つジャケットに続いて韓服の固有の淡い光沢感を持った服が登場した。四角形ブロックのモチーフはホログラフィックの生地とネイビー・桃色などのカラーで微妙に変奏されて全般的なトップスの素材と異質的な対比をなしつつも独特な魅力を見せてくれた。

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伝統的な生地から借用したモダンでオーガニックな素材もとても印象的なポイントだった。韓紙のオシャレなシワを再現した生地が所々にアクセントのように使われて視線を奪った。又、軽いのに崩れすぎない質感でラインを固くなく活かした。他にもジャクソン・ポロックの絵を連想させるプリントのスカートや布に描かれた水墨画のような衣装などが注目を浴びた。又、前・後ろ・横の長さが異なるアンバランスカットの衣装もミニマルながらも感性的なブランドのアイデンティティをうまく表現した。

日が沈むソウルの景色の映像が流れながらコレクションは幕を閉じた。今シーズン、キム・スジンはジョゴリ(韓服の上衣)やドゥルマギ(韓服の上着)のような典型的なアイテム無しに小洒落た素材と調和的なラインを材料として、モダンながらも韓国的なソウルの現在の肖像を繊細に描き出した。

今年で14周年を迎える「2015 S/S ソウルファッションウィーク」はチン・テオク、チ・チュンヒ、イ・サンボン、パク・ユンスなど、韓国最上レベルのデザイナー55人が参加し、17日から22日まで合計6日間、ソウル東大門デザインプラザ(DDP)にて開催される。
  • シックニュース クヮク・ユン インターン記者/写真=ソウルファッションウィーク提供 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-20 10:48:38




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