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外食する時、食べ物が多様なら熱量は低いものから

肉を食べる時は野菜を添えて食べ、白米・麺類にはタンパク質メニューを選ぶ 

  • 外食する時、食べ物が多様なら熱量は低いものから

過食や暴食に注意しよう

外食をする時、人はほとんどお金を払い、その分たくさん食べなければならないという思いで過食や暴食をするのが常だ。

また、外食メニューは高熱量のメニューが多いため、多く食べると高血圧・肥満に繋がることがある。

メニューを注文する時は一度にたくさん注文せず、足りないたびに一つずつ追加で注文してこそ過食を防ぐことができる。

一度にたくさん提供される場合なら、熱量が少ない食べ物から食べるようにする。また、外食時に思う存分食べるために、前の食事を抜くことも暴食をするようになる原因になるため、食事を抜かないようにする。

延世大学セブランス病院のキム・ヒョンミ栄養士は、「お金がもったいないからといってあまりにもたくさん食べると、むしろ毒になることがあるため、食べ物の量を必ず調節しなければならない」と指摘した。これ以外にも、家族の中で疾患など構成員の健康状態がどうなのか、子女の年齢がどうなるのかなどを考慮して外食メニューを選ぶのがよい。家族の一員のうち、糖尿や高脂血症・肥満がある場合、脂肪含量が多い中華料理などはできるだけ避けるのがよい。

また、子女はピザやハンバーガー飲食店・ファミリーレストランを好むが、このような飲食店に行ってもチーズやバターがたくさん入った食べ物よりは、サラダや野菜がたくさん入ったメニューを選んでこそ、子どもの健康を守ることができる。

サムスンソウル病院のラ・ミヨン臨床栄養パート長は、「家族のうち、年配の人がいたり子どもがいる場合、雰囲気を勘案して飲食店を選ぶものの、外食で足りないかもしれない野菜を十分に摂取し、栄養的に優秀なメニューを選ぶことを勧める」と語った。

まんべんなく並べられた献立てを追求しよう

  • 外食する時、食べ物が多様なら熱量は低いものから
人が外食する時、見過ごしてしまいがちなまた異なる点はまさに、栄養素が傾く部分だ。

例えば、肉を食べに行くとタンパク質摂取量がひときわ高くなり、揚げたり炒めた食べ物を食べに行くと脂肪摂取量が増えるなど、外食は特定メニューが決められており、栄養素摂取に不均衡が生じることがある。

このため、韓食・中華・日食などの食べ物だといってもメニューを選ぶ時、特定栄養素にのみ傾かず、均衡のとれた食事ができるよう神経をつかわなければならない。

とくに、韓国人は肉を食べる時、思う存分食べる傾向がある。

肉1人前は約200g程度になるが、4人家族の場合3人分(600g)のみ食べても一日のタンパク質摂取量が十分であり、ここへサラダなどの野菜を添えて食べることを勧める。麺類の食べ物を食べる時には、反対に炭水化物摂取量が高くなるため、刺身や肉などのタンパク質が添えられた種類を選ぶのがよい。焼き飯も海老や鶏肉が入ったメニューが均衡のとれた栄養素摂取に役立つ。

順天郷大学病院のソン・ソヒ栄養士は、「片方に偏らないように炭水化物・タンパク質・脂肪などの栄養素をすべて摂取できるメニュー選びが必要だ」と説明した。

塩の量を調節しよう

家で食べる時と外食をする時、最も注意しなければならない点は、塩の摂取量。どうしても外で提供する食べ物は、味を出すためにソースや調味料を使用して塩をたくさん入れるからだ。

韓国の1人当たりのナトリウム摂取量は4,583mgと、ただでさえ世界保健機構(WHO)の勧告基準である2,000mgより約2.5倍多く摂取している状況であるのに、外食で摂取量がさらに増えると、高血圧・糖尿病などの慢性疾患にかかる危険を高める結果を生む。

キム・ヒョンミ栄養士は、「汁のある食べ物と煮詰めた食べ物を自制し、食べ物を注文する時は薄くしてほしいと注文して塩の摂取量を減らす必要がある」と助言した。
  • 毎日経済_キム・ミヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-06 15:02:00




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