「韓国での虐殺」ついに韓国へ ピカソ生誕140周年特別展開催


ピカソ生誕140周年特別展「INTO THE MYTH」開催



  • ピカソ展ポスター

芸術の殿堂ハンガラム美術館でパブロ・ピカソ生誕140周年を記念した企画展が開催中です。

20世紀最大の芸術家とも呼ばれるピカソの作品を観覧できるまたとない機会なので、ぜひソウルに訪れていただきたいところなのですが、新型コロナによる渡航規制もあり簡単ではありません。そこで、もっと!コリアコンテンツ部がソウル現地よりピカソ展の様子をお伝えします!

  • 芸術の殿堂ハンガラム美術館1階

今回の展示では、フランスのパリ国立ピカソ美術館所蔵の傑作110点を見ることができます。それらをすべて合わせた評価額は2兆ウォン規模とされ、単独展示としては歴代最多の展示量となるのだそうです。

展示はピカソの青年期から晩年までを以下7つのテーマに沿って構成されました。

1.バルセロナからパリ、革命の時代
From Barcelona to Paris, Era of Revolution
2.秩序への回復、古典主義と超現実主義
Return to Order, Classicism and Surrealism
3.ヴォラール連作
Suite Vollard
4.新しい挑戦、陶磁器制作
New Perspective, Ceramics
5.ピカソと女性
Picasso and Women
6.戦争と平和、「韓国での虐殺」
War and Peace, around "Massacre en Coree"
7.最後の情熱
Last Passion

  • ヴォラール連作



  • 新しい挑戦、陶磁器制作



ピカソは生涯で2度結婚し、その間にも複数の恋人がいましたが、彼女たちとの関係性や当時の心境なども作品に反映されているとされるところも観覧のポイントです。

  • マリー・テレーズの肖像



  • 左:帽子を被った女の上半身 右:青い帽子を被った女の上半身



これらの作品は1936年から多く描かれた女性の上半身を主題にしたシリーズで、左がマリー・テレーズ、右が新しい恋人ドラ・マールとされ、表情や衣装などが対照的に表現され、そこに第二次世界大戦でナチス占領下のパリという当時の時代背景も反映されました。

  • 「韓国(朝鮮)での虐殺」



「韓国(朝鮮)での虐殺(Massacre en Corée)」は、ピカソが1950年に起きた黄海道(ファンへド)信川(シンチョン)で起きた虐殺事件を題材にした作品で、完成から70年ぶりに国内で初めて公開されるとあって、開催前から注目を集めていました。韓国戦争勃発から6か月後の1951年1月に完成したこの作品は、「ゲルニカ(Guernica)」、「納骨堂(Le Charnier)」に加え、ピカソの反戦をテーマにした代表的3作品のひとつに挙げられます。



ピカソは晩年まで精力的に制作を続け、その数は91歳で人生の幕を閉じるまでに約50,000点と推定されます。新しい技法を次々と取り入れながらスタイルを確立し、自伝のように、その時感じたことをそのまま作品に投影していきました。ピカソの作品を時系列で追う形で構成された今回の展示は「絵画は見る人の為に存在する」というピカソの言葉で締めくくられました。

  • 絵画は見る人の為に存在する






ピカソ生誕140周年特別展「INTO THE MYTH」


2021年5月1日〜8月29日
10時〜19時毎週月曜日休館
http://www.picassoseoul.kr

芸術の殿堂ハンガラム美術館


瑞草区南部循環路2406
(서울특별시 서초구 남부순환로 2406)
地下鉄3号線「南部ターミナル」駅5番出口からシャトルバスを利用又は徒歩約10分
地下鉄2号線「瑞草」駅3番出口からマウルバス11番「芸術の殿堂」で下車又は徒歩約10分
  • もっと!コリア コンテンツ部
  • 入力 2021-05-01 00:00:00