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韓国観光公社が推薦する、先取り族のための夏休みの休暇先4選


  • 韓国観光公社が推薦する、先取り族のための夏休みの休暇先4選
最近、「何もしたくない」で始まる広告メッセージが会社員たちの間で人気だ。「すでに何もしていないが、もっと激しく積極的に何もしたくない」で終わるこのメッセージは多様なテーマでパロディされている。「どこかに旅立ちたい。すでにいくつか行ってきたけれど、もっと激しく積極的にぶらりと旅立ちたい」

今年の夏休みシーズンを描く未生たちの共通した気持ちではないだろうか。海外や国内でも同じだ。宿泊、旅行先など急いで決めてこそ安いというもの。毎日経済ツアーワールドチームが、韓国観光公社に依頼して今夏行ってみるだけの名品休暇地4カ所を選んだ。

▶「宝の島」南海

南海を抱く島を宝島と呼ぶ。豊かな水産物に見所、食べどころも豊かだ。最後のポイントは溢れる人情。まさに宝島ではないだろうか。特に夏が近づけば、とりわけ南海全域が揺れる。その中で文巷漁村体験村は、多様な体験活動と、それにあった施設を兼ね備えており、人々の行く足がより一層忙しくなる。南海の夏は干潟の生物を観察したり、潮が引いた場所に道が開かれる自然現象を見るだけでも有益な現場学習となる。しかし、何よりも魚を素手で捕まえるかきあみ、潮干狩りなどが当然人気だ。この他にも村全体が巨大な庭園のように美しい園芸芸術村、1.5キロに達する海岸防風林である勿巾里防潮魚付林などもはずせない見所だ。

▶「照りつける日差しさえも愛おしい」高敞(コチャン)

日を追うごとに日差しが強まっているが、それさえも愛おしい場所が全羅北道高敞(コチャン)だ。高敞郡心元面に位置する下田干潟村は国内最大のアサリ生産地だ。トラクターと連結された干潟バスに乗れば、広い干潟の真ん中に進む。貝も採り、干潟と寄り添って生きる生命に出会う体験が目の前に広がれば、これほど楽しいことはない。長靴と熊手など干潟体験道具はもちろん、脱衣室にシャワーまでしっかりあるので心配はしなくて良い。しばらくの間、干潟との一戦を繰り広げてみるとユネスコが2013年に高敞を生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)に登録した理由を自ら体験することができる。充実した旅行をするには、適切な時に、休止符を打つことができなければならない。村の近くにある未堂詩文文学館や禅雲寺を訪ねることがその役割にぴったりだ。

▶「懐かしい山奥」槐山(クェサン)

三面が海の韓国において三面が内陸である忠清北道。そのためだろうか。緑の山と野原が他の都市よりもうまく造成されている。槐山(クェサン)も同じだ。その中の一番は、空を飛ぶ鳥も休んでいくという鳥嶺山だ。鳥嶺山の麓に位置する鳥嶺山体験村は、村の真ん中に立って四方を見渡せば、視線の先はすべて山であるほどに典型的な山村だ。このような山奥にもっとも際立つものは、忠清北道無形文化財韓紙匠アン・チヨン氏が数十年間集めた韓紙関連の遺物を展示した槐山韓紙体験博物館だ。ここで韓紙工芸と韓紙漉き体験も可能だ。村から遠くない場所にある宝物97号「槐山院豊里磨崖佛座像」、ドラマ撮影名所である「漱玉瀑布」、鳥嶺山自然休養林の白頭山脈生態教育場、旧延豊県のこん跡を探し見ることが出来る槐山延豊卿校も見所だ。

▶「タイムマシーンに乗ったような」麟蹄(インジェ)

名前さえも美しい江原道麟蹄(インジェ)のネッガン村。大統領が推薦する休暇先として有名になったこの村の真の姿は夏にある。宿泊地から住民たちとジャガイモのチヂミやオルチェンイグクスを作ってのんびりとおしゃべり三昧したり、畑ではとうもろこしとジャガイモを収穫して美味しく食べる。

夜にはきらきらと飛び交うホタルを観察し、降り注ぐような星を見つめて夏の夜の情緒に浸ることができる。まるでタイムマシーンに乗って数十年前に遡ったような気分を感じることが出来る。何よりもネッガン村のハイライトは村の前のネッガン(川)にいかだを浮かべて水遊びを楽しむことだ。しかし、ネッガン村の魅力はただ留まっているだけでも心の癒しを受けることが出来るという点だ。
  • 毎経ドットコム_チャン・ジュヨン旅行記者/写真提供=韓国観光公社 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-05-18 09:34:42




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