白い服を着て団体で集まり、突然の食事パーティーを繰り広げる「ディネ・アン・ブラン(Diner en Blanc)」イベントが6月、ソウルでも開かれる。 ディネ・アン・ブラン・コリア(seoul.dinerenblanc.info)は4日、ロッテカードと一緒に「ムーブフェスティバル ディネ・アン・ブラン ソウル(MOOV Festival - Diner en Blanc Seoul)」イベントを6月11日に開催すると明らかにした。
同伴者1人を含めて2人以上ずつが参加するイベントで、参加者が折り畳み式のテーブルと椅子、食器、食べ物を直接待ってくる「BYO(Bring Your Own)」方式で進められる。今回のイベントは、雨天時にもそのまま進行され、会場にはワイン・シャンパンを除く他の酒類(ビール・蒸留酒など)は持参することができない。参加者の年齢も法的に飲酒が可能な満19歳以上に制限される。
このイベントは、1988年にフランス人のフランソワーズ・パースキー(Francoise Pasquier)がパリのブローニュの森(La bois de Boulogne)で200人を集めて、行ったパーティーに由来する。以来、パリを中心に断続的に行われていたこのイベントは、2011年にディネ・アン・ブラン・インターナショナルというイベント運営法人が発足して、米国のニューヨークとカナダのケベックなどでも相次いで開かれた。アジアでは、日本の東京と香港などで開かれたことがある。昨年まで25カ国、60都市以上で合計10万人以上がイベントに参加した。