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カルチャー > イベント > ストーン・キム、アイフォンで撮った芸術
「夜光の月(70×70㎝)
ストーン・キム(本名キム・ジョンヒョン・37)はアイフォンやDSLRカメラで周辺日常をスナップ写真を撮るように撮影する。
演出や高級装備なしで日常を撮ったのに、彼の作品は特別だ。誰も考えなかった視覚で事物を眺めるからだ。彼の個人展「残酷童話」展が開かれるソウル昭格洞のオプシスアートギャラリーに入ると、緑色の月を撮ったような作品が目に入ってくるが、説明を聞いてみるとまったく違う。明かりが消えた夜、ベッドの下に夜光スティッカーを眺めていてアイフォンで撮った作品だという。作品の上をじっと見ると、紙が切れた部分が捕捉される。
色あせたTシャツを染色するために水にくしゃくしゃに丸めておいた場面を撮った写真も目に入ってくる。
煤けてしわくちゃになった衣服が20・30代の青年世代の挫折を語っているようだ。
展示は6月8日まで(02)735-1139
- 毎日経済_イ・ヒャンフィ記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-05-12 17:01:28