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訪韓中のローマ教皇、最後の行き先が明洞聖堂の理由は?

明洞聖堂は韓国カトリックにとって重要な価値 

  • 訪韓中のローマ教皇、最後の行き先が明洞聖堂の理由は?
フランシスコ教皇が18日、4泊5日間の訪韓日程の最後に訪れる場所はソウルの明洞聖堂である。

明洞聖堂は韓国カトリック教会の中心と呼ばれるところだ。朝鮮時代のカトリック大迫害である己亥迫害(1839)と丙寅迫害(1866)の殉教者たちの遺骸が安置されている。フランス「パリ外国宣教会」所属で朝鮮にて宣教活動を行っていたところを己亥迫害によって殉教した聖エンベル司教、聖モーバン神父、聖シャスタン神父、殉敎者チェ・ヤンオプ(トーマス)神父の父である聖チェ・ギョンファン・フランシスコ(1805〜1839)、聖キム・ソンウ・アントニオ(1795〜1841)、丙寅迫害時に殉教したルティエ神父とプチ・ニコラ神父とイ・エメレンシア(?〜1839)と無名の殉教者(?〜1839)1人の遺骸だ。このうち、聖(Saint)の呼称を受けた者は1984年5月6日、聖ヨハネ・パウロ2世教皇がソウル汝矣島広場で列聖式を司式し聖人の位置にあげられた者たちだ。

明洞聖堂が韓国カトリックにとっていかに重要な価値として受け入れられているのかを知ることができる 歴史の痕跡である。教皇は18日午前9時、明洞聖堂の文化館で宗教指導者12人と出会いの場を持ち、続いて9時45分には明洞大聖堂の本堂で「和解と平和のためのミサ」を行う。ミサを終えた後には地下の小聖堂に移動し、しばらく祈った後、殉教者の遺骸を参拝する。
  • 毎経ドットコム_チャン・ジュヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-18 08:35:03




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