オンラインスニーカー取引きプラットフォーム「XXBLUE(エックスエックスブルー)」を運営するソウルオークションブルーによると、加入者1万人のうち95%が14~34歳の若い層が圧倒的だった。最近、このプラットフォームで価格上昇率が最も高かった製品は、今年5月に23万9000ウォンで発売された「ナイキTRAVIS SCOTT AIR JORDAN 1」(260サイズ)限定で、最近の相場は240万ウォンに急騰した。ソウルオークションブルーの関係者は、「ナイキと有名デザイナーがコラボレーションしたスニーカーの限定版は通常の店舗で購入することができず、抽選で少量販売されるために価格は上がるしかない」とし、「2030世代だけでなく、中・高校生までがスニーカーに投資している」と語る。
ナイキ「Waffle Racing Flat」
かつては毎年数十万ウォンずつ価格が上がった高級ブランド「シャネル」のようにナイキスニーカー限定版も、時間が経つほど価値を加える。去る7月、ニューヨークのサザビーズオークションでナイキのスニーカー「Waffle Racing Flat」が予想価格の2倍を遥かに越えた43万7500ドル(約5億2263万ウォン)で落札された。ナイキの共同創業者であるビル・バウワーマンの妻のワッフルマシンを利用して作られたワッフル柄の靴底が付いたランニングシューズで、1972年のミュンヘンオリンピック予選に出る陸上選手たちのために12ペア限定で製作された。このスニーカーを落札したカナダの投資家マイルズ・ナダルは「クラシックカーのように、限定スニーカーの価値はずっと上がり続けるだろう」と予測した。