「K-ラテンポップ」の事例は最近のことではない。ラテンアメリカでのスーパースター級の位置を占めるスーパージュニアは「K-ラテンポップの皇帝」と呼ばれる。スーパージュニアは2013年4月、当時としては異例の1万人規模の南米コンサートを開くことになった。 2019年にもアルゼンチン、ペルー、チリ、メキシコ公演で売り切れ行進を率い、ラテンアメリカ内での「Kポップブーム」をリードした。このような人気に力づけられて、スーパージュニアは南米のトップバンドとして数えられるREIK(レイク)と共同作業した曲『One More Time(ワンモアタイム)』を発表した。『One More Time』はビルボードラテンポップチャート順位の5位に上がった。ビルボードは「K-ラテンポップジャンルのコラボパワーをチャート順位で証明した」とし、「3つの言語で構成された『One More Time』は2つのジャンルをクロスさせた成功的なトラック」と賞賛した。