トップ >
カルチャー > カルチャー > 韓国小説「アーモンド」、2020本屋大賞の翻訳小説部門で1位に
ソン・ウォンピョン作家の小説『アーモンド』日本語版(矢島晶子訳)が7日、2020本屋大賞の翻訳小説部門で1位に輝いた。本屋大賞は2004年からオンライン書店を含む日本全域の書店関係者が参加して選ぶ賞だ。本屋大賞、発掘部門、翻訳小説部門、ノンフィクション部門など4部門で進められる。
アジアの小説が本屋大賞の翻訳小説部門で1位になったのは今回が初めてだ。『アーモンド』は日本の中堅出版社である祥伝社が昨年7月に日本語版を出版した。本屋大賞受の賞作が発表されると、日本の中・大型書店には特設コーナーが設けられた。
『アーモンド』は2017年に出版され、第10回創批青少年文学賞を受賞した。感情表現ができない少年の成長期を描いた。40万部ほどが販売され、今年米国でも翻訳本が出版される予定だ。