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ソン・ソンミ夫殺害事件は「請負殺人」と結論…「20億ウオンでフィリピンに行け」


  • ソン・ソンミ夫殺害事件は「請負殺人」と結論…「20億ウオンでフィリピンに行け」
ソン・ソンミの夫コさん殺害事件は請負殺人だと結論が下された。犯人Aの偶発的な殺人ではなく600億ウォン台の財産紛争をめぐって20億ウォンの対価が約束された請負殺人であったことが分かった。

26日、ソウル中央地方検察庁は殺人教唆の疑いでソン・ソンミ夫のいとこであるB(38)を追加で裁判に引き渡した。検察はBが祖父の財産に関する紛争をめぐり後輩のAに殺害教唆をしたものと見ている。

検察の調査でAは偶発的に殺人を犯したという陳述を翻意し、Bから現金20億ウォンと家族の扶養などの対価を約束されて犯行を犯したと陳述した。

先立ってソン・ソンミの夫は8月21日午前11時40分ごろ、ソウル市瑞草洞の法務法人事務所でAが振り回した凶器に刺されて死亡した。

聯合ニュースによるとソン・ソンミの夫の事件は日本で有名ホテルなどを保有している在日韓国人クァクさん(99)の680億ウォン台の国内不動産を今年初めに長男(72)と嫡孫であるBが偽の贈与契約書で横領してから始まった。クァクさんは外孫であるコさんの助けを借りて長男とBをソウル鍾路警察署に告訴した。

警察は今年7月に長男とBの拘束令状を申請したが、裁判所は「争う余地がある」と棄却した。結局、警察は「在宅起訴意見」として事件を検察に引き渡したが、その直後にBは自分の欲望を邪魔するコさんを殺害することを決心した。

殺害請負に動員された人物はBと日本語学院で会って、今年5月から一緒に暮らすほど親しくなったA(28)だった。BはAに「コさんを殺害すれば20億ウォンと弁護士費用を渡し、家族の世話をする」と提案した。Aは「Bとの民事訴訟に役立つ情報を渡す」とコさんに接近しており、8月21日にコさんに会った弁護士事務所で準備していた凶器で彼を刺して殺害した。

警察に捕まったAは「情報を渡す見返りに2億ウォンを受けとることにしていたが、1000万ウォンだけ渡されて不満を抱いて犯行を犯した」と陳述した。これに警察はAが一人で偶発的に殺人を犯したと結論を下し、このまま捜査が終わると見受けられた。

しかし、事件を引き渡された検察がAとBの携帯電話、ノートパソコンを分析しながら構図が変わり、「完全犯罪」の夢は水の泡となった。検察はAが興信所を通じた朝鮮族を動員した請負殺人の方法、暗殺方式などを検索した事実を確認した。Bも殺人発生直後「殺人教唆罪、偶発的な殺人」などを検索して、Aには「フィリピンに行って生きればいい」というメールを送ったことを把握した。

最初は「冗談で言った言葉」として請負殺人を否認していたAは最終的に「殺人教唆を受けた」と自白した。特に、死亡したコさんの姉の夫であるこの事件の弁護士まで殺せという指示を受けたが拒絶して「弁護士の前で被害者を殺して恐怖心を抱かせろ」と指示されて弁護士事務所で大胆にも犯行を犯したと打ち明けた。

検察は13日、長男とBを私文書偽造などの疑いで拘束起訴した。またBは26日、殺人教唆で追加起訴された。

一方、夫を失った深い悲しみを経験したソン・ソンミはMBC連続ドラマ『帰ってきたポク・ダンジ』に復帰して悲しみを乗り越えている。
  • スタートゥデイ ソン・ジョンウン記者 / 写真=スタートゥデイDB
  • 入力 2017-10-26 14:16:53




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