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「浪漫ドクターキム・サブ」7話 ソ・ヒョンジン、医療業界の弱点を指摘

「浪漫ドクターキム・サブ」7話 

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  • 「浪漫ドクターキム・サブ」7話 ソ・ヒョンジン、医療業界の弱点を指摘
SBS『浪漫ドクターキム・サブ』のソ・ヒョンジンが医療界の虚をついて痛快さを抱かせた。

去る28日午後に放送されたSBSの月火ミニシリーズ『浪漫ドクターキム・サブ』では、ユン・ソジョン(ソ・ヒョンジン扮)が0.1%の治療の可能性を秘めた患者を無視する冷たい医療の現実を体感して、嘆きの感情を禁じえない姿が描かれた。

劇中、ユン・ソジョンは緊急治療室に運ばれてきて心停止になった患者をインス先輩(ユン・ナム扮)と一緒に確認していた状況だった。ユン・ソジョンは心臓が正常にもどり、脳の損傷もあまりない患者を見ながら、患者の保護者に心停止後の患者の脳の回復を助ける治療方法であるTTM(目標体温維持療法)を提案した。しかし、患者の保護者は治療にかかる160万ウォンの費用を払うことも難しい貧困家庭であり、さらにその治療は医療保険の支援を受けることができない、全額患者負担という事実に挫折した。ユン・ソジョンは医療費を心配する患者の妻と、そんな母親を慰めながら治療を進めてほしいと願う患者の娘を重い表情で見守って切なさを伝えた。

その後、じっと見守るばかりではいられなかったユン・ソジョンは、行政室長のチャン・ギテ(イム・ウォンヒ扮)を訪ねていき、状況を説明して訴え始めた。ユン・ソジョンが体温維持療法が100%の非給与だときっぱり言うチャン・ギテに「こんなに重要な治療がどうして非給与なの」とし「美容治療でもないのに!」と命を助けることを目的とする治療が非給与対象医療となっている問題点を指摘した。

すると、チャン・ギテは「意識が戻らなければ?わずか100人に8人の確率だ」と反論したが、これにユン・ソジョンは「100人に1人、0.1%の確率でもあれば試すべきなのでは」と、0.1%の治療の可能性を排除する医療保険制度の弱点に厳しい忠告を与えた。また、ユン・ソジョンはチャン・ギテが治療の失敗時に家族が担う経済的苦痛と患者側が医療費を支払えない場合、病院が抱え込まなければならない負担について挙げると「医師は患者を治して、さらに上の方たちが社会を治すものだ!」と一喝、お茶の間に痛快さと共感をプレゼントした。

続いて、ユン・ソジョンはチャン・ギテの引き止めにもかかわらず、オーダリーの立場である自分に代わってインス先輩にお願いして、患者の体温治療を敢行するかと思うと、治療中の患者を見ながら意識が戻るように願う姿で感動させた。肝心の患者に最も必要な治療が医療保険の恩恵を受けられず、「可能性が希薄」という名目のもとに「非給与」の項目で疎外されている現実に向けたユン・ソジョンの叫びが、視聴者の心の片隅に響いた。
  • MBNスター ソン・ジナ記者 / 写真=SBS放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-29 07:12:54




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