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「ハードキャリー」キム・ジュンス、言葉の必要ない「キャラクター匠人」


  • 「ハードキャリー」キム・ジュンス、言葉の必要ない「キャラクター匠人」
出演する作品ごとに独歩的な自分だけのキャラクターを構築するミュージカルスター、キム・ジュンスの実力が輝きを発している。

2010年、生まれて初めてミュージカル『モーツアルト!』にて苦悩と悲しみに満ちたモーツアルトを完璧に消化し、ミュージカルデビューを性向させたキム・ジュンスが創作ミュージカル『ドリアン・グレイ』の成功に導き、キャラクター職人としての立場を再び確認させている。

キム・ジュンスは『エリザベート』(2012)にてエリザベートに生涯従い、彼女の周囲を巡るトート役で超越的ながらも象徴的なキャラクターを創造し、ミュージカル男性俳優達が欲しがる1位キャラクターに作り上げ、『ドラキュラ』(2014)ではスリラージャンルにロマンスを特化させて歴代級のキャラクター誕生を知らせたりもした。

また世界的に愛されている『デスノート』のLをミュージカル舞台に躍動感のあるキャラクターとして具現して原作を飛び越えたキャラクターとして強烈な存在感を引き出した。

着実に歩んできたキム・ジュンスの「キャラクター匠人」の一面は今回のミュージカル『ドリアン・グレイ』でピークに達したといっても過言ではない。

創作ミュージカルという負担の中でも、キム・ジュンスは美しさに向かう非道徳と快楽を味わった後、徐々に堕落し歪んでいく破滅のドリアンを深みのある感情線と訴える力の強い歌唱力で完成させ、これまで積み上げてきた実力を惜しみなく発揮、このような彼の舞台に観客たちは「キム・ジュンスが出演する作品ごとに人生キャラクター」という称賛を送っている。

公演関係者は「ミュージカル業界にてキム・ジュンスというミュージカル俳優が持つ魅力と、彼の影響力はすでに良く知られている。中でも独歩的なキャラクター消化力は言葉が必要ないほど」だとし「キム・ジュンスが10年以上愛されてきたスター性と才能にミュージカルに対する深い情熱が加わって、毎作品ごとに緻密な悩みでキャラクターを作りだしており、いつで爆発的に愛されている。国内ミュージカルの創作と初演の重みに耐えるキム・ジュンスのおかげで多様なミュージカル興業作が誕生できた」と明かした。

一方、ミュージカル『ドリアン・グレイ』はオスカー・ワイルドの長編小説『ドリアン・グレイの肖像』を新たに脚色した創作ミュージカルであり、英国の貴族青年ドリアン・グレイが永遠の美しさに向かう欲望から自身の肖像画と魂を引きかえたことから起きる物語を描く作品だ。
  • スタートゥデイ ハン・ヒョンジョン記者 / 写真=C-JeSカルチャー
  • 入力 2016-10-14 16:59:15




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