トップ > エンタメ > TV・映画 > キム・ジュンス-パク・ウンテ「ドリアン・グレイ」4つの観戦ポイント

キム・ジュンス-パク・ウンテ「ドリアン・グレイ」4つの観戦ポイント


  • キム・ジュンス-パク・ウンテ「ドリアン・グレイ」4つの観戦ポイント
ミュージカル『ドリアン・グレイ』が本公演に先立って9月1日と2日にプレビュー公演を披露する。

来る3日、城南アートセンターにて開幕する『ドリアン・グレイ』は国内トップクラスのミュージカル俳優たちと、最高の創作陣が作り出す創作ミュージカルとしてより大きな期待を集めている。

制作会社C-JeSカルチャーは「ミュージカル『ドリアン・グレイ』が創作ミュージカルにもよらず、前売りチケットで熱い関心を送ってくださる観客にまず作品を披露しようと、二日間プレビュー公演を行う」と明かした。

続けて「『ドリアン・グレイ』は最高の俳優たちが繰り広げる魅力的なキャラクター、力強いストーリー、多彩な音楽、新たな試みの舞台などで完成度を高めた。創作ミュージカルの新しい風を吹き込むことができる完成度の高い作品となるものと願う」と付け加え、創作ミュージカル『ドリアン・グレイ』の観戦ポイント4つを公開した。

▶ 1.トップクラス俳優キム・ジュンス-パク・ウンテ-チェ・ジェウンの出会い

『ドリアン・グレイ』は国内トップクラスのミュージカル俳優キム・ジュンス、パク・ウンテ、チェ・ジェウンの出会いにより、キャスティングから話題を集めており、公演の信頼度を高めた。

キム・ジュンスは作品ごとに他ならぬキャラクター表現力と舞台掌握力で興行と実力を兼ね備えた最高の俳優として位置づけ、今年また別の不滅のキャラクター「ドリアン・グレイ」と出会った。

創作陣が口をそろえてキム・ジュンスの人生キャラクターとなるものと明かしたミュージカルの中の「ドリアン・グレイ」がどのように誕生するのか、期待感を高めている理由だ。

パク・ウンテは最近創作ミュージカル『フランケンシュタイン』の成功を導き、「ジキルとハイド」では秀でた演技力で観客の爆発的な歓呼を受け、名実ともに国内最上級の俳優として愛されている。

パク・ウンテはオックスフォード出身のれいせいな天才「ヘンリー・ウォットン」役を演じ、作品の主軸として密度の高い演技と独歩的な歌唱力を披露する予定だ。

チェ・ジェウンはしっかりとした演技力と作品解釈能力により多様なジャンルのミュージカルを通じて自分だけの作品領域を構築してきた実力派だ。チェ・ジェウンはこの作品にて卓越した演技と熱い感情線でドリアンの悲劇に息を吹き込む予定だ。

▶ 2.国内最高の創作陣…創作ミュージカルの新たな風を生み出す

国内ミュージカル界を代表する最高の制作陣が総出動した大規模プロジェクト『ドリアン・グレイ』はライセンスと創作を行き来し、独創的な作品世界を構築している国内最高のヒット演出家イ・ジナが脚色および歌詞を担当し、2013年ワークショップ試験公演当時に脚本を書いたチョ・ヨンシン芸術監督が台本執筆に合流した。

音楽は創作ミュージカル『私の心のオルガン』を作曲し、韓国ミュージカル大賞にて作曲賞を受賞したキム・ムンジョン監督が作曲を担当し、キャラクターを極大化できる立体的なナンバーで作品の没頭度を高める予定だ。

イ・ジナ演出家は「『ドリアン・グレイ』は永遠の美しさを手にしようとする一人の男の欲望から始まる。オスカー・ワイルドの原作は自身の哲学と世界観をきらびやかな台詞と心理表現で見せているが、この点を公演化させるにあたりとても悩んだ。人間の善と悪、善行と罪に対する疑問を最高の俳優と制作陣とともに見て、見て聞くエンターテイメント的要素を兼ね備えたミュージカルとして誕生させようと思う」と明かした。

果たしてイ・ジナ演出が再解釈した実力の高い演出力が19世紀耽美主義の小説の名作であるオスカー・ワイルドの哲学と出会い、どのような絵を完成させるのか注目が集まる。

▶ 3.全世界から愛される古典『ドリアン・グレイの肖像』の再誕生

美しさを愛する不滅の芸術家オスカー・ワイルドの代表作である小説『ドリアン・グレイの小説』はこれまで演劇、映画、舞踏など多様なジャンルにて再現され、大劇場ミュージカルに上ることは今回が初めてであり今後グローバルコンテンツとしての発展が期待される。

2015年『デスノート』の国内初演を成功に導いたC-JeSカルチャーの二番目の作品となる『ドリアン・グレイ』はグローバル認知度を持つキム・ジュンスの出演と、全世界的に愛されるオスカー・ワイルドの原作の出会いとして、世界市場に韓国ミュージカルの力を知らせることができる良いきっかけとなる。

原作『ドリアン・グレイの肖像』は独特なストーリー構造と技法により20世紀文学全般に影響を与え、破格的で感覚的なストーリーを兼ね備えたため、古典にもよらず多様な現代芸術ジャンルに再解釈され愛されている。

純粋国内創作陣で構成された『ドリアン・グレイ』が観客の良い反応を得る場合、国内ミュージカル市場の活性化だけでなく、海外市場からも注目される力のあるグローバルコンテンツとなるだろう。

▶ 4.古典を現代的に再解釈した演出でミュージカルの新しいパラダイムを提示

『ドリアン・グレイ』は原作をモチーフにした作品ではない、原作を現代的に再解釈した作品としてオスカー・ワイルドの芸術世界と登場人物たちの観念を時空間化し、ミュージカルを通じて文学を読む経験を提供する。

観客たちはヘンリーとバジルなど19世紀オックスフォードクラブの中の知識人と芸術家たちの哲学と煩悩の中に入り込み、彼らとともに「ドリアン・グレイ」の変化を見守ることになる。

去る5月、制作陣と俳優はチェコのプロスコヴィツェを訪問し、現地最高のクリエーターたちと共に作品の背景となる19世紀を実写映像に収めてセットと接続させた。

オスカー・ワイルドが「バジル・ホールウォードは私が考える私であり、ヘンリー・ウォットンは世界の人々が考える私であり、ドリアン・グレイは私が別の時代でなりたい私だ」と話したように、イ・ジナ演出はミュージカル『ドリアン・グレイ』にて19世紀の背景を見せるよりも現代的に再解釈し、歌と台詞だけでなく舞踊、衣装、照明、実写映像などを活用してテーマを伝達しようとした。
  • O2CNI / 写真=C-JeSカルチャー
  • 入力 2016-09-01 12:45:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア