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せめて、1位になっていなかったら…AOAが「Good Luck」の短い活動を終了


  • せめて、1位になっていなかったら…AOAが「Good Luck」の短い活動を終了
ガールズグループのAOAが『Good Luck』の短くて濃い音楽放送活動を終了した。

AOAの所属事務所FNCエンターテイメントは30日「『Good Luck』の音楽放送活動は先週の『人気歌謡』が最後だった」とし、4枚目のミニアルバム『Good Luck』の活動を事実上終えたことを正式に明らかにした。

ところが、タイミングというのは本当に絶妙だ。彼らが活動の終了を発表した時点は、去る27日に放送されたKBS 2TV『ミュージックバンク』が集計エラーにより1位と2位の順位が入れ替わった事実を告知した直後のことだった。その結果、当時の放送で1位を占めていたAOAは2位に落ちた。

『ミュージックバンク』の制作陣によると、Kチャートの順位集計はKBS放送文化研究所で担当しており、デジタル音源(65%)、放送回数(20%)、視聴者選好度(10%)、アルバム販売量(5%)を基準に決められるが、先週の順位はHANTEOチャートの週間販売量とシンナラメディア / HOTTRACKSの週間販売量を合算するアルバムスコア集計過程でミスがあったという。

ところが皮肉なことに、KBSがこのようなミスを認めるまでの3日間、不正疑惑などで世論の袋叩きに合ったのはAOAだった。肝心のミスはKBSが犯したが、厳しい叱責はAOAに向けられたのだ。

ただ1位に呼称されて喜びを満喫しただけなのに、理由も分からないまま地獄に落ち、それからしばらくして彼女たちは『Good Luck』の活動中断を公式宣言した。

各種の論争は置いておいて、やはりAOAの『Good Luck』活動終了は、やや惜しい。音楽放送を通じて見せてくれた彼女たちの舞台ゆえだ。

精一杯磨き上げた舞台マナーは、11カ月前より一層成熟していた。あからさまなセクシーなイメージを見せていなくても、特有の健康美からは目を離すことができなかった。目つきも、身振り一つ一つが妖艶だった。5年目のグループの余裕も自然ににじみ出ていた。

しかし、カムバック直前、浅い歴史の知識と不適切な態度により物議をかもして、既にAOAの株価は下降気味だった。カムバック直後には、ミュージックビデオPPL論争と、結果的に事実ではないことが判明した戦犯企業商品の活用問題など、悪材料が相次いだ。

それでも黙々と活動を続けてきたAOAだったが、今度は『ミュージックバンク』のランキング騒動に足を引っ張られた。1位になったこと自体も不正疑惑に包まれて光を失ったが、さらには集計エラーまで重なり、それこそAOAは満身創痍だ。いっそのこと、AOAが1位になっていなかったら……。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-30 20:04:59




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