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なぜ彼らが?バラエティに押し寄せる俳優たち

◆ City Life 第479号…STAR TAP ①/④ 

  • なぜ彼らが?バラエティに押し寄せる俳優たち
少しの間で世界がとても変化した。僅か数年前までしても、俳優をテレビに一度「集める」ためには三顧の礼は基本であり、思いつくかぎりのオプションまで動員してようやく成就するかどうかだったが、最近はそれとは正反対の現象が起きている。

本格的に始まった俳優たちの芸能(バラエティ)進出により、「芸能大勢」が映画とドラマまで征服した様子だ。垣根という垣根はすべて取り壊された最近の芸能畑に「固有領域」があることは俳優たちの芸能進出が、それでも「何か守るものを守れなかったような」寂しさと心残りが残る。

それでも良いのは大衆たちだ。映画もしくはドラマを通じて何とか見ることができたスターを毎日テレビで見ることができること、さらには「大人しくて格好いい」彼らの壊れる姿まで見ることができるということは、何物にも比較できない面白さと楽しさだ。

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芸能に進出した俳優の中で、最近一番ほっとなスターはもちろんチャ・スンウォンだ。数年間の間に、衝撃を投げかけた家庭史と出演した映画の興行不振などで一時は下り坂を歩いていた彼は『三食ごはん』という芸能1本で全盛期に劣らない人気を回復した。突然溢れた各種CFはおまけであり、、演技者としても新しく照明されて話題のだラマ『華政』にキャスティングされる幸運も得た。

『三食ごはん』が再創造したスターの中にはイ・ソジンもいる。代表芸能『1泊2日』にイ・スンギのゲストとして登場したイ・ソジンはその後『花よりおじいさん』、『三食ごはん』に続けてキャスティングされ、遅ればせながら芸能スターとして歩み始めた。最近、イ・ソジンと共に『花よりおじいさん』に出演して甘いラブラインを形成しているチェ・ジウも同じだ。『冬のソナタ』一本で韓流の花となり、ついにはそのイメージの中に縛られて「眠る女神」として生きてきた彼女は遅い芸能によって復活した。『三食ごはん』と『花よりおじいさん』ギリシャ編のメンバーとして活躍した彼女は飛び跳ねるような「芸能の期待主」としての魅力を存分に引き出している。

演技力だけは最高に認められていた女優チャン・ソヒの芸能進出は、それだけでも話題だった。最近、ある仮想結婚プログラムにサプライズ出演したチャン・ソヒは歌手ユンゴンとのロマンチックなラブストーリーで若い視聴者たちから新しく照明されている。これまで演技者として固められた「真剣ながらも強い」印象のキャラクターから抜け出したことだけでも、女優チャン・ソヒには卓越した選択だったという評価が出ている。

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そうかと思えば多数の女優が一度に芸能に集まる場合もある。やはり最近スタートを切った「レディーアクション」ではチョ・ミンス、キム・ヒョンジュ、ソン・テヨン、イ・シヨン、チェ・ヨジン、イ・ミドなど6人の女優が「リアルアクション」に挑戦した。これまで時々芸能の隅に登場していたチェ・ヨジンやイ・シヨンの場合は少し違うが、チョ・ミンスやキム・ヒョンジュ、そしてソン・テヨンとイ・ミドの場合芸能は以前のように選びやすくはない挑戦であっただろう。それでも、女優として手に余るかもしれない「アクション」芸能に朝鮮したということは、演技者として固定されたイメージを脱皮しようとする試みと芸能が主導する芸能界の変化にあわせたという意味ではないか。

俳優たちの宿命は「挑戦」だという言葉がある。二度と同じキャラクターの人生を生きることができないだけに、新しい「挑戦」をしてこそ新しい生を生きることができるということ。それが今の俳優には、ともすれば「ぎこちなく険しい」芸能の道に飛び込ませることになっているのではないだろうか。
  • Citylife第479号(15.05.26付)
  • 入力 2015-05-20 18:08:51




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