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芸能人も虜にする「怪物スター」カン・ホンソクとの思い出

◆ City Life 第479号…STAR TAP ④/④ 

  • 芸能人も虜にする「怪物スター」カン・ホンソクとの思い出
「栴檀は双葉より芳し」と言っただろうか。ミュージカル俳優カン・ホンソクがそうだった。初めて彼に会ったのは7年前のあるギタリストの公演でだった。音楽を少しやるという人々の間で「怪物新人」として通っていた彼は、本格的な舞台でジェームス・ブラウンの『I Fell Good』を格好良く消化した。いや、「消化」という表現では弱い。優れたボーカル実力はもちろん、観客を掴んでは放す天性のオーラとカリスマはまさに圧巻だった。

昨年、ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』で本格的なミュージカル俳優の道を歩み始めた彼は、やはり並々ならなかった。女装をしてオーディションを受けた彼は、ミュージカルスターのオ・マンソクと共に「ローラ」役にダブルキャスティングされる奇跡を引き起こし、一瞬にしてスターダムに上った。オーラと外見、そして実力まで。ともすれば当然の結果だった。ミュージカル『キンキーブーツ』が大ヒットを記録する中で幕を下ろし、ミュージカルスターとなったカン・ホンソクは去る10月に自分に初めての舞台のチャンスを与えてくれたギタリストのチェ・フンのコンサートに特別ゲストとして登場し、爆発的なオーラを披露した。

その際、「国内最高のエンターテイナー」となると話してやったが、最近彼が話題となっているオーディションプログラム『不朽の名曲』に登場して絶頂のダンスと歌、そしてトークでいわゆる「タンタラパン(芸能人)」を一瞬にして虜にした。この日彼はプレスリーの『Hound Dog』を歌ってJKキム・ドンウクを抑えて1勝を勝ち取ったが、優勝まではいかなかった。しかし、彼はこの日彼を知るファンたち基準で実力の10%程度を見せたという。見続ければ、必ず「カン・ホンソクの時代」がやってくる。
  • Citylife第479号(15.05.26付)
  • 入力 2015-05-20 18:08:54




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