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「アベンジャーズ」が惚れた韓国の魅力、今韓国は新しい風吹く映画祭り中

◆ City Life 第478号…STAR TAP ①/④ 

  • 「アベンジャーズ」が惚れた韓国の魅力、今韓国は新しい風吹く映画祭り中
ハリウッドブロックバスター『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(以下、アベンジャーズ2)が国内で公開されてからわずか10日ほどが経過しただけにもよらず、その波及力は驚異的な水準だ。すでに製作段階から国内映画ファンたちの高い関心を受けていたこの映画は、歴代最高の前売り率と前売り販売量、史上初の前売り販売100万記録をはじめとして、最短期間観客動員をすべて塗り替えている。驚くべきことは、すべての記録が10日にして作成されたということ。このようなヒット速度であれば、公開3週目に1000万観客を突破することも確実視される。

約15億ドルという天文学的なヒット収益を記録した映画『アベンジャーズ』の続編である『アベンジャーズ2』は、より強力になったアベンジャーズが巨大な陰謀を抱く最強ウルトロンと戦う作品で、ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナーなどそうそうたるハリウッドスターたちと制作会社マーブルのシンデレラとして浮上する韓国人女優スヒョンが出演し、製作段階から大きな話題となった。また、昨年3月から4月まで約16日間韓国内で撮影したという点も韓国映画ファンをひきつけた重要な要因となっている。

  • 「アベンジャーズ」が惚れた韓国の魅力、今韓国は新しい風吹く映画祭り中
現在まで『アベンジャーズ2』が韓国で樹立した成果だけを見たとき、韓国俳優の出演と韓国でのロケが映画のヒットに小さくない作用をしたことははっきりしている。映画の荘厳なスケールと華やかなキャラクター、驚くほどの特殊効果だけでなく、「韓国」という身近な要素が劇的な魅力で近づいて観客たちに特別な気持ちを抱かせた。

『アベンジャーズ2』が惚れた韓国の魅力はこれだけではない。世界のスマートフォン市場を両分している国内企業サムスン電子は映画制作会社マーブルと協力関係を結び、映画の主要部分に新商品「ギャラクシーS6」を露出させてマーケティング効果を極大化させている。映画の中で女優スカーレット・ヨハンソンがギャラクシーS6エッジを持ってパートナーの行動を探るシーンが登場するが、最先端人工知能を持つロボットたちとの戦争に登場したコミュニケーションツールとして活用されることで、先端未来技術のイメージを受けるという展望もある。

映画の公開とあわせて『アベンジャーズ』の先端装備が展示されたテーマパークもオープンした。映画制作会社マーブルの「アベンジャーズステーション」展示のワールドツアー地域として、韓国が選ばれたということも特別な意味がある。すでに映画の公開とともに韓国だけの特別な市場性が確認されたように、「アベンジャーズステーション」のワールドツアーもやはり、韓国の風に続くという戦略と思われる。5月1日、ソウル龍山戦争記念館特別展示室にオープンした「アベンジャーズステーション」はニューヨーク現地展示の2倍規模で最先端メディア装備が動員されたが、M.C.U(マーブル・シネマティック・ユニバース)の最新世界観を直接体験することができる。観覧客は映画の中で見たアベンジャーズの世界を直接経験することとなり、各自がステーション要員となってミッションを遂行する方式で『アベンジャーズ』の主人公となることができる。目で見た映画の感動を、直接体験できる場所ということだ。

巨大なハリウッドの空襲が、必ずしも嬉しいことばかりではないが、「韓国」の魅力にはまった『アベンジャーズ2』のおかげで、今韓国はまるで映画の中の主人公となったような、新しい風が吹く映画の祝祭が繰り広げられている。ハリウッドが巻き起こす、金銭以上の面白さと感動が国内映画ファンたちにしっかりと伝えられれば、『アベンジャーズ2』と結んだ縁の価値がより輝くのではないだろうか。
  • Citylife第478号(15.05.19付)
  • 入力 2015-05-13 14:41:01




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