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シン・ハギュン、「自分が出演した映画を今も見ることが出来ません」


  • シン・ハギュン、「自分が出演した映画を今も見ることが出来ません」
「神経質な筋肉」消えた。俳優シン・ハギュンは「1年を過ぎたのに…運動はやめましたよ」と笑って手を払った。大変ではあったようだ。撮影が終わるや食べたいものを食べ、酒を飲みに行ったところを見ると…。もちろん激しく運動をして作った彼の筋肉が1年程度維持されたという。昨年に放送が終了したドラマ『ミスターペク』にて僅かにその余韻(?)が残っていた。

5日公開される映画『純粋の時代』(監督アン・サンフン)にてシン・ハギュンは完璧な筋肉の体を披露し、強烈なベッドシーンも繰り広げた。刀を使用し、馬に乗る腕前も何度かやったものと思っていたが、初めてだったという。シン・ハギュンは外的な変化だけでなく演技を賞賛しても「今まで見せていないイメージ、新しい姿をお見せしたことは満足しています。ほかの事を多く学ぶ良い経験でした」と謙遜した。

2012年に公開された映画『ランニングマン』でランニングタイム中に走ってまた走ってが、今回も並々ならぬ苦労があったようだ。シナリオだけを見ても苦労の道が見えたのではないだろうか。けれど彼はむしろ楽しかったようだ。

シン・ハギュンは「若い時よりも体が苦労する役柄が多く入ってはきます」と力強く笑った。「それでも心はいつも20代です。新しいことに挑戦することが好きなので、すべて出来ると考えています」と話した。

  • シン・ハギュン、「自分が出演した映画を今も見ることが出来ません」
『純粋の時代』は朝鮮開国7年、互いに違う欲望を純粋に追い求める3人の男の線の太いドラマが盛り込まれた作品。シン・ハギュンが演技するキム・ミンジェが一人の妓女(カン・ハンナ扮)に向かって純粋で粘り強い愛を見せる姿が視線を引く。男の濃い愛、シン・ハギュンがこの恋愛に惹かれた理由のひとつだ。彼は「本人が信じている愛ひとつだけを最後まで信じて走っていくことが最近の時代には可能ではないという考えでした」とし、「この映画は従順で馬鹿みたいな男の物語ですが、過去のその時代だから可能だったんだろうと思いました。また男たちが考える一種のロマンがあると考えたのですが、そのために参加したかった」と回想した。

現実の中のシン・ハギュンも「従順で、馬鹿みたいな愛を夢見て、ある程度納得も行きますが現実ではすべてを捨てて愛だけを追いかける人がそれほど多くはないと思います」と笑った。

映画では僅かに説明が不足するが、ミンジェが幼い頃に欠落したものが多い人物だったということもシン・ハギュンの心を動かした。母を失い、チョン・ドジョン(イ・ジェヨン扮)から殺人兵器として育てられた過去が編集されはしたが、シン・ハギュンが考えるミンジェは欠落したものが多く哀れな男だった。また、ミンジェは台詞が多くなく、表情でより多く話しをするキャラクターであるため感心が生じた。もちろん演技が上手いことから付けられたニックネーム「ハギュン神」シン・ハギュンさえもミンジェをすべて表現することは大変だったという。

「ミンジェは表情を見せない人物でしたから。違うキャラクターが強いのに『私の存在感で最後まで行けるだろうか?感情表現になっているか?』という考えのせいで難しかったですよ。俳優は本能的に何か表現しようとせねばならないのに、節制しなくてはいけませんでしたから。そうかといって映画がミンジェだけについていくのでもなく、他のキャラクターも布陣されているのでバランスを合わせることも重要でした。」

シン・ハギュンは現実の中の本人も不足したものが多いと話した。演技に対する渇望が代表的だ。「私が出た映画をまだ見ることが出来ない」と手を払う仕草をした。映画を撮影して受け取ったDVDも包装を開けた映画はほとんどない。「私はまだ不足したことが多いと思っています。他の俳優の演技を見れば『どうやってああするんだ?』と羨ましくなるときも多いですし。」

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話題となっているベッドシーンも言及しないわけにはいかない。数回のベッドシーンを撮影したことがあるが、こんなにたくさん演じたのは初めてだ。ただただ作品に必要なようだという考えに様々な体位のベッドシーンを繰り広げた。「ベッドシーンだけ浮かび上がった映画は正直私も好きではありません。私たちの映画を見てベッドシーンだけ記憶に残るのではないため、必要なだけ出たと考えています。観客も映画を見て私とベッドシーンや私の体だけが記憶に残るようには思いませんよ?」

「今は大変なことには舌打ちすると思っていたのですがまたやってみたい」というシン・ハギュン。後半部に兵士たちと戦うアクションシーンを体で学び消化せねばならず、爪がはがれ刀が刺さって右手に10針を縫わねばならない怪我を負っても、それなりの楽しみがあったのでアクションシーンも挑戦してみたいという。

「私の体に合ったアクションであればまた挑戦してみたいですね。良いアイディアのアクションがあればです。外国ではもっと年齢を取った俳優もアクション演技をするじゃないですか。最近は運動をしていなくても健康管理は一生懸命やっています。ははは」

飽きるほどの結婚の質問にもクールだ。しかしはっきりとしていた。「結婚のための恋愛はしません。恋愛はいつでもしたいですよ。恋愛して結婚する気持ちが生じればいつでも結婚することになると思います。」
  • スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者
  • 入力 2015-03-03 15:41:44




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