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グループ神話、人生を飲む彼らの「標的」


  • グループ神話、人生を飲む彼らの「標的」
「私たちのオッパ(お兄さん)が健康を考えて酒・タバコを少し減らしてくれたら嬉しい」。冗談半分、本心半分で一部のファンたちの声を伝えた。デビュー17年目のグループ神話(エリック、ドンワン、ヘソン、ミヌ、チョンジン、エンディ)にだ。

決して怒るためのものではなかった。正規12集『We』の発表を26日に控えて、ソウル新沙洞で取材陣と出会った神話は大袈裟な態度を見せた。一部のメンバーは室内にもかかわらず黄砂用マスクをインタビュー中に着用し、激しいダンスを踊って怪我をすると今は回復が遅いと受け流した。

神話はふてぶてしかった。聞きたくない小言であるのに彼らは「(酒を飲むのではなく)人生を飲むこと」と笑った。ただし、「タバコは個人の好みであるだけに、活動期間だけでも自制しようと努力する」と話した。

非喫煙者のドンワンは「実際にメンバーたちがタバコをやめようと努力もたくさんした。けれどそれ自体がストレスになりそうだと言う。いつか本人が必要だと感じれば自然に止めるのではないかと思う」と慰めた。

彼らと酒・タバコを関連付けて擁護するつもりも、批判する理由もない。彼らの杯には、とても言葉では表現出来ない話が盛り込まれており、吐き出すタバコの煙にはその時その時人知れぬため息も混在しているのだ。

今回の神話正規12集タイトル曲は『標的』、一人の女性の気持ちを掴みたいという男の気持ちを比ゆ的に表現した曲だ。「人生を飲む」彼らの「標的」(目標)は何か。神話は「デビューして17年が経ったが、これからがもっと期待でき、もっと一生懸命しなければという考えになる」と強調した。

最終トラック『Never give up』にて神話は現在まで忙しなく駆け抜けた旅路を振り返りながら誓う。「もっと上に上ってみようか。もっと遠くを見るまで。Never give up。We Never give up」神話は現在進行形なのだ。

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< 次は神話との一問一答 >
Q. 今回のアルバムは尋常ではない。かなり力を入れたようだが。

チョンジン:すべてのアルバムを一生懸命やった。今回はメンバーたちの結束力がより強くなった。これまで一度も出来なかった、もどかしかった部分までも話しを交わした。こんな感じは初めて。まだ始まってもいないが、今から何かで満たされている。意味がありながら新しい。17年目ではあるがこれからが期待される。気分の良い始まりだ。

Q. 一度も出来なかった話しとは何か。

エリック:『ヒーリングキャンプ』の収録をしながら互いに良かった点や寂しかった点などが自然と出てきた。そうしてみると大部分はオフレコだ(笑)。もつれた結び目を緩めていったら互いを理解しながらより厚くなったようだ。

ドンワン:普段から配慮をしてただ心の内に飲み込んだ、包み込んで超えていたので大きな問題はなかったけれど、受け取る立場から積み重なった誤解のようなものたちだ。一例としてエリックと議論をしても彼に怒ったことはない。リーダーであるエリックは本人が嫌でも違うものは違うと指摘しなければいけない立場だったから。メンバーも全員がそうだろう。

Q. この際、活動の幅を広げるのだろうか。

ヘソン:以前に比べて大きく変わったことはない。『Venus』(2002年10集)以降、着実にやっている気分だ。最近、『無限に挑戦-トトカ』熱風が起きたが、以前の同僚・先輩たちに再照明が当たって活動する姿が見ていて嬉しい。けれど私たちは以前に出ていた歌ではない、現在活発に活動する歌手と競争して同じ舞台に立っているということが誇らしい。

Q. プレッシャーはないのか。

エリック:毎回プレッシャーになることは事実だ。すぐ前のアルバムタイトル曲『Thi LOVE』(11集)で神話がトロフィーを一番多く受け取った。それよりも成績が良くなければ「もう神話はつらいんじゃないか」と感じられるのではないかと心配になる。私たちは大丈夫だ。

Q. グループgodの成功。競争心理もあるのだろうか。

ヘソン。いいや。godの1位が本当に嬉しかった。むしろこれからどこかのグループが完全体として新しくカムバックしたら、私たちが似た時期に活動をしたいという気持ちになった。前回のカムバックの時にはイ・ヒョリさんが久しぶりにカムバックして共に活動した。一緒に1位候補になって気分が並々ならなかった。互いに励みとなる長所が多い。

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Q. 今回のアルバムを一言で表現するならば。

ヘソン:「神話」らしいアルバムだ。振り付け、歌のスタイルすべてが強烈だ。過去に歌った『Perfect Man』の延長線上だ。神話のカラーがありながらも最近のトレンドに合っている。一部のインタビューで保身を図るように表現したが、決して力を抜いたものではない。2015年版『Brand New』だ。すべてを引き出した。直接見ていただかないといけない。舞台パフォーマンスには自信がある。

Q. 自作曲は減ったが。

ドンワン:各自個別活動が多くなったではありませんか。私は個人的に仕事の効率性を考える。ミヌが曲をしっかり書くので私はやめました。(チョンジンはこの時、「ドンワンは曲を書けないのではなく、書かない。けれど神話のアルバムではなく一人で音楽をやったらいい」と笑った。)少し前からチョンジンが継続して説得してきたので再び始める考えだ。次のチョンジンのソロアルバムに入れなければいけない。(チョンジンは「ヒドゥントラックとして使う」と答えた。)

Q. 苦労はなかったか。

ドンワン:アルバム作業をするときは6人のメンバーが同じ比率で力を使うことは難しい。誰か一人はリードする役割をせねばならないが、今回はミヌが一番大変だったと思う。ミヌ一人で曲の収集段階から自作曲、プロデュースまで孤軍奮闘した。(ミヌは「結果だけが良ければいい」と肩をすくめた)

エンディ:失敗をしたので本当に申し訳ないという言葉をまず先にお伝えしたい。今メンバーと友に活動できることが嬉しく、ありがたい気持ちだけだ。メンバーは尻を叩いてくれ、力を出せと応援もしてくれた。準備する過程ではいつも神経をアルバムに没頭していたために他の話はあまりしなかった。私が何の助けになるのかという気持ちも浮かんだ。あれこれと慎重になる。もっと努力して最善を尽くさねばという考えが頭の中を駆け巡った。

Q. 新年の計画は立てたのだろうか?少し前の放送で結婚に対して言及したりもした。

エリック:メンバーの中では私が一番早く(結婚を)したいと話したが、今年は全員結婚禁止だ。

チョンジン:17年目であるが今も私たちが競争力があるということを知らせたい。長い間活動をしたが、そばに気楽な人がいてこそより楽しい。だから後輩たちとずっと共感したい。

Q. 17周年記念コンサートはどのように準備しているのか。

チョンジン:毎年受ける質問だが、新しい曲をお聞かせするということ自体が違う。また私たちの心構えも違う。体が二十歳の時のように生き生きしてはいないけれど、もっと良い姿をお見せしなければという信念がある。

Q. 余談だが、神話のヌード写真集がたびたび言及される。再び撮る気はないのか。

チョンジン:もう少ししたら話をしてみる。はは。

ヘソン:重要なことはギャラと露出レベルだと思う。

エリック:一度が良いのだと思う。再びやるならレベルを高めるほかにない。

全員:エンディはもっと味わわないといけない。残りのメンバーは全員服を着て。

エンディ:味わってはみたい。

Q. 多くの後輩たちが神話をロールモデルとして挙げる。

チョンジン:今のようにメンバーたちを大切にし、一生懸命やろうという気持ちでいけば良い。私たちのように長くやる後輩たちが増えれば嬉しい。

全員:後日個人的な活動をしていても、必ずや別れる必要はない。私たちを見たら、後輩たちは試行錯誤なくもっとうまくやると思っている。彼らのロールモデルが変わらないようにもっと一生懸命にやっていく。
  • スタートゥデイ チョ・ウヨン記者/写真=シンコムエンターテイメント
  • 入力 2015-02-25 10:48:33




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