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「2016年歌謡界決算」EXOやTwiceが大勢に…ジェクスキスとイム・チャンジョンが帰還

アイドルの世代交代…帰ってきたオールドボーイ 

  • 「2016年歌謡界決算」EXOやTwiceが大勢に…ジェクスキスとイム・チャンジョンが帰還
丙申年の歌謡界は「波乱」という言葉が適切に当てはまる。優れたアルバム販売高を記録したアイドルグループが力自慢を行ったし、久々に帰還した昔の歌手たちが底力を見せた。しかし、晩秋に入って「チェスンシル・チャウンテクゲート」と「限韓令(韓流コンテンツの制限)」という嵐が席巻した。海外に目を向けてみると、デビッド・ボウイ、プリンス、ジョージマイケルなど、国内でもおなじみの往年のポップスターがこの世を去った。

グローバルな大物アイドルグループという評価がけっして過分ではない「EXO」は、今年一年だけで総レコード販売量213万枚を記録し、アイドル系の第一人者であることを証明した。EXOは第1・2・3集すべてのアルバム販売枚数が100万枚突破という記録まで立てた。

EXOに比肩するグループは防弾少年団だ。今年、メロンミュージックアワード(MMA)とエムネットアジアンミュージックアワード(MAMA)で大賞に該当する「今年のアルバム賞」と「今年の歌手賞」を受けたことがこれをよく示している。去る10月に出した第2集『WINGS』は2カ月で71万4000枚(カオンチャート基準)を売った。 2013年に出したデビューアルバムの販売量(2万4000枚)から30倍以上も跳ね上がった結果だ。

海外の音楽チャートでの反応も鼓舞的だ。最近、米ビルボード誌が発表した年間チャートの4部門に名を連ね、「ビルボード200」では26位まで上がって「ワールドスター」という評価まで受けた。

女性アイドルグループの中ではTWICEが3作目のミニアルバム『TWICEcoaster:LANE1』を34万7000枚販売し、首位に立った。その後に続いてGFRIEND(ヨジャチング)、BLACK PINK(ブラックピンク)、I.O.I(アイオーアイ)も出すたびに各種チャートのトップをさらって人気を誇った。一方、KARA(カラ)、4Minute(フォーミニッツ)、RAINBOW(レインボー)、2NE1(トゥエニウォン)などの人気ガールグループは、「7年目のジンクス」を避けられずに解体した。

今年は十数年前に全盛期を謳歌していた歌手たちが大挙して帰還する年でもあった。国内最大の音源サイト「メロン」がまとめた年末決算チャートによると、イム・チャンジョンは『再び愛』で「TOP100」に49週間とどまった。現在も上位圏を走っている。カラオケで最も多く選択された歌であるM.C The Maxの『どこにも』も、46週間TOP100に上がった。今年のMAMAで最高のOSTに選ばれた、ドラマ『応答せよ1988』OSTのイ・ジョク『心配しないで、君』は体感上は興行人気の最高レベルを走った。往年のアイドルが再び自分の姿を備えて帰ってきた事例も続いた。SECHSKIES(ジェクスキス)は新曲『Three Words』をヒットさせ、16年ぶりに新しいアルバムを出した。

S.E.Sも音源を発表した後、30日のコンサートまで繰り広げた。

国全体を揺るがした「チェスンシルゲート」と呼ばれる嵐は、大衆音楽界も引き裂いた。青瓦台の指示で文化体育観光部に通達されたという芸術系のブラックリストが出回っており、歌手イ・スンファンは光化門のキャンドル集会のステージに上がって所信を明らかにし、チョン・イングォンの『心配しないで、君』など、いわゆる時局歌謡が大衆をなぐさめた。このような中で、高高度ミサイル防衛システム(THAAD/サード)の配置決定にともなう中国政府の限韓令報復も音楽界に衝撃を与えた。
  • 毎日経済_キム・ミョンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-30 15:28:57




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