トップ > エンタメ > 韓国ドラマ > 「雲が描いた月明かり」最終回② パク・ボゴムとキム・ユジョンが引っ張り、ジニョンが押した
KBS2『雲が描いた月明かり』がハッピーエンドで幕を閉じた。これまで喜劇と悲劇を行き来して、視聴者を思うがままに操ってきた『雲が描いた月明かり』は低迷していたKBS月火ドラマを生かす役割を正確にやり遂げた。このうち、ドラマを導いた俳優たちは断然一番の貢献者だ。俳優パク・ボゴム、キム・ユジョンの完璧なケミをはじめ、どっしりとした存在感を誇ったジニョンがその主人公だ。
▶ 素晴らしい成長を見せたパク・ボゴム、視聴者の「ヒーリングアイコン」
『雲が描いた月明かり』がベールを脱ぐ前、時代劇への初挑戦であり、地上波で初主演を務めるパク・ボゴムに対する期待は熱かった。パク・ボゴムは映画『ブラインド』（2011）でデビューした後、ドラマ『本当に良い時代』『ネイルもカンタービレ』『君を憶えてる』『応答せよ1988』など、多数の作品に出演して演技の幅を広げ、毎作品ごとに純粋な青年から善良な顔の裏に背筋が凍る冷徹さ隠し持つキャラクターまで、幅広い演技で強烈な印象を残した。
すでにスター性と話題性の両方を持ちあわせていたパク・ボゴムは『雲が描いた月明かり』で、これを再び立証して、その才能を十二分に発揮した。世子イ・ヨンに扮した彼は、劇の中心に立って信頼性の高い演技力で最終回までドラマをリードしなくてはならない重大な使命を持っていた。プレッシャーもあったが、普段から時代劇に挑戦してみたいと思っていたというパク・ボゴムは、パク・ボゴム印のイ・ヨンというキャラクターを完成させるのに苦労しながらも、その結果、ツンデレの魅力や繊細な感性まで生きているイ・ヨンを作り出した。自然な感情の変化はもちろん、キム・ユジョンとの完璧な呼吸で、甘い宮中ロマンスを誕生させることにも成功した。
▶ キム・ユジョンが見せてくれた「時代劇妖精の力」
すでに多数の作品を通じて演技力を認められていた俳優キム・ユジョンは、今回もやはり視聴者の期待を裏切らなかった。『雲が描いた月明かり』でホン・ラオン役を演じたキム・ユジョンは、朝鮮で唯一の男装女性の内侍（ネシ）というキャラクターに挑戦した。
今回の作品は、キム・ユジョンにとっても挑戦だった。ドラマを導いていく重要な役割を引き受けただけでなく、消化しにくい「男装女性」のキャラクターを引き受けて、演技をすることになったからだ。ドラマ『コーヒープリンス1号店』のユン・ウネの演技をたくさん参考にしたという彼女は、愛らしいホン・ラオンに生まれ変わるために努力し、彼女の安定した演技が加わって劇はさらに視聴者を魅了した。『雲が描いた月明かり』の最大の観戦ポイントだったパク・ボゴムとのケミも、自然な呼吸で甘いロマンスを完成させた。
▶ ジニョン、演技ドルの良い例
「演技ドル」の良い例をしっかりと見せてくれた主人公ではないかと思う。グループB1A4のジニョンとしての舞台ではなく、演技者のジニョンとしてカメラの前に立った彼がまさにその主人公だ。『雲が描いた月明かり』で花の士（ソンビ）キム・ユンソン役を演じたジニョンは、安定した演技力で魔性の男キャラクターを完全に消化した。
これまでtvN『優雅な女 - スキャンダルな家族』『七転び八起き ク･ヘラ』、MBC『メンドロントット』、ウェブドラマ『恋愛探偵シャーロックK』、映画『怪しい彼女』など、さまざまな作品に出演してしっかりとフィルモグラフィーを積み重ね、演技力を磨いてきたジニョンが安定した発声と時代劇に合った自然な演技で「アイドル出身演技者」という先入観を気持ちよく拭い去った。特に、善と悪の両方を持ちあわせたような魅力と独特の雰囲気で視聴者をひきつけるのに成功し、演技者としての資質をしっかりと証明した。
他にも子役としてデビューし、今年で20歳を迎え、これまでとは違った姿を見せようとしたクァク・ドンヨンは、世子イ・ヨンの護衛武士キム・ビョンヨンとして活躍して、切ない感性をかもし出した。チェ・スビンもチョ・ハヨンに扮してイ・ヨンとホン・ラオンの間で葛藤する人物を完璧に表現し、最初からパク・ボゴム、キム・ユジョンに劣らない注目を集めたチョン・ヘソンは弾ける魅力のヨンウン姫を描き出して『雲が描いた月明かり』のマスコットのような役割を果たした。
「雲が描いた月明かり」最終回② パク・ボゴムとキム・ユジョンが引っ張り、ジニョンが押した
「雲が描いた月明かり」
▶ 素晴らしい成長を見せたパク・ボゴム、視聴者の「ヒーリングアイコン」
『雲が描いた月明かり』がベールを脱ぐ前、時代劇への初挑戦であり、地上波で初主演を務めるパク・ボゴムに対する期待は熱かった。パク・ボゴムは映画『ブラインド』（2011）でデビューした後、ドラマ『本当に良い時代』『ネイルもカンタービレ』『君を憶えてる』『応答せよ1988』など、多数の作品に出演して演技の幅を広げ、毎作品ごとに純粋な青年から善良な顔の裏に背筋が凍る冷徹さ隠し持つキャラクターまで、幅広い演技で強烈な印象を残した。
すでにスター性と話題性の両方を持ちあわせていたパク・ボゴムは『雲が描いた月明かり』で、これを再び立証して、その才能を十二分に発揮した。世子イ・ヨンに扮した彼は、劇の中心に立って信頼性の高い演技力で最終回までドラマをリードしなくてはならない重大な使命を持っていた。プレッシャーもあったが、普段から時代劇に挑戦してみたいと思っていたというパク・ボゴムは、パク・ボゴム印のイ・ヨンというキャラクターを完成させるのに苦労しながらも、その結果、ツンデレの魅力や繊細な感性まで生きているイ・ヨンを作り出した。自然な感情の変化はもちろん、キム・ユジョンとの完璧な呼吸で、甘い宮中ロマンスを誕生させることにも成功した。
▶ キム・ユジョンが見せてくれた「時代劇妖精の力」
すでに多数の作品を通じて演技力を認められていた俳優キム・ユジョンは、今回もやはり視聴者の期待を裏切らなかった。『雲が描いた月明かり』でホン・ラオン役を演じたキム・ユジョンは、朝鮮で唯一の男装女性の内侍（ネシ）というキャラクターに挑戦した。
今回の作品は、キム・ユジョンにとっても挑戦だった。ドラマを導いていく重要な役割を引き受けただけでなく、消化しにくい「男装女性」のキャラクターを引き受けて、演技をすることになったからだ。ドラマ『コーヒープリンス1号店』のユン・ウネの演技をたくさん参考にしたという彼女は、愛らしいホン・ラオンに生まれ変わるために努力し、彼女の安定した演技が加わって劇はさらに視聴者を魅了した。『雲が描いた月明かり』の最大の観戦ポイントだったパク・ボゴムとのケミも、自然な呼吸で甘いロマンスを完成させた。
▶ ジニョン、演技ドルの良い例
「演技ドル」の良い例をしっかりと見せてくれた主人公ではないかと思う。グループB1A4のジニョンとしての舞台ではなく、演技者のジニョンとしてカメラの前に立った彼がまさにその主人公だ。『雲が描いた月明かり』で花の士（ソンビ）キム・ユンソン役を演じたジニョンは、安定した演技力で魔性の男キャラクターを完全に消化した。
他にも子役としてデビューし、今年で20歳を迎え、これまでとは違った姿を見せようとしたクァク・ドンヨンは、世子イ・ヨンの護衛武士キム・ビョンヨンとして活躍して、切ない感性をかもし出した。チェ・スビンもチョ・ハヨンに扮してイ・ヨンとホン・ラオンの間で葛藤する人物を完璧に表現し、最初からパク・ボゴム、キム・ユジョンに劣らない注目を集めたチョン・ヘソンは弾ける魅力のヨンウン姫を描き出して『雲が描いた月明かり』のマスコットのような役割を果たした。
- MBNスター ソン・ジナ記者 / 写真＝MBNスターDB | (C) mk.co.kr
- 入力 2016-10-19 09:12:39
