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新世界免税店、「新疆綿支持」GOT7ジャクソンの写真を削除


  • 新世界免税店、「新疆綿支持」GOT7ジャクソンの写真を削除
  • 写真:毎日経済 スタートゥデイDB

グループGOT7の香港メンバーであるジャクソン(ワン・ジャクソン、27)が中国による少数民族人権弾圧疑惑が提起された新疆ウイグル自治区で生産される綿に対する支持を宣言して物議になると、彼をブランドモデルに抜擢した新世界免税店がソーシャルネットワーク(SNS )からジャクソンの写真を削除した。

中国国営メディアの環球時報の英語版であるグローバルタイムズは31日「新世界免税店がインスタグラムのアカウントからジャクソン・ワンを削除した」と報道した。

新世界免税店は先月、ジャクソンを新世界免税店のモデルに再抜擢したが、報道によると新世界免税店はインスタグラムからジャクソンの写真を削除した状態だ。ただし新世界免税店のウェイボーにはジャクソンの姿が残っている。

グローバルタイムズは「ジャクソンはアディダスとの縁を切って新疆の綿への支持を表明した多くの有名人のうちの一人」とし「中国のネットユーザーたちは新世界免税店がジャクソンの写真を削除したことが中国人として自分の信念を主張したジャクソンに対する正しい扱いなのか疑問を提起している」と付け加えた。

先立ってファッションブランドのH&Mとナイキなどは中国新疆ウイグル自治区の人権弾圧に対する批判として、この地域で生産される綿花の購入を中止すると発表した。すると中国のネットユーザーたちはH&Mとナイキの意見を批判しながらブランドの不買運動を始めた。

ジャクソンは先月25日「国家の利益がいかなるすべてのものより優先する」「私たちの工作室とワン・ジャクソンは中国に対する一切の欺瞞とデマを捏造する悪意のある行為に断固として反対する」という内容の声明文を発表してアディアスとのコラボを停止すると宣言した。

一方、最近、国際社会では中国の新疆ウイグル自治区で生産される綿花をはじめとし、別名「人造絹」と呼ばれるビスコースレーヨンが少数民族の強制労働によって生産されているという疑惑が提起された。強制労働収容所疑惑の証拠として提示された工場などの施設について中国当局は「職業訓練所」と主張しているが、米国に次いで欧州連合(EU)は人権弾圧を理由に対中国の制裁措置を発表した。

以後、H&M、ナイキ、アディダスなどのグローバルファッションブランドが相次いで新疆産の綿の輸入停止を発表すると、中国人は該当ブランドの商品の不買運動で対抗している。グループf(x)の中国人メンバーのビクトリアもH&Mとの関係を整理したと明らかにし、ガールグループEVERGLOWの中国人メンバーであるイロンも新疆ウイグル自治区で生産される綿に対する支持を宣言した。
  • 毎日経済 スタートゥデイ シン・ヨンウン記者
  • 入力 2021-04-01 11:22:44




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