トップ > エンタメ > K-POP > BTS、ポップの歴史をまた書き換える…ビルボードHOT100で1位

BTS、ポップの歴史をまた書き換える…ビルボードHOT100で1位


  • BTS、ポップの歴史をまた書き換える…ビルボードHOT100で1位

「ビルボードホット100で1位になります」。先月24日に発表した新曲『BUTTER(バター)』の記者懇談会で、防弾少年団(BTS)のメンバーSUGAはビルボードメインチャートのホット100での1位に自信を見せた。そして10日後、抱負は現実になった。ビルボードは去る1日(現地時間)、BTSの英語の新曲『バター』が今週のメインシングルチャートであるホット100の1位に進入したと発表した。防弾少年団の曲がホット100チャート1位に上がったのは今回が3回目だ。フィーチャリングで参加した『Savage Love(サベージラブ)』を含めると4連続でホット100の1位だ。

昨年9月に英語曲『Dynamite(ダイナマイト)』で韓国歌手では初の1位を手始めに、9ヶ月ぶりに大記録を成し遂げた。フィーチャリング参加曲『サベージラブ』に続き、昨年11月に『Life Goes On(ライフゴーズオン)』で1位になった。

9ヶ月の間に4曲が連続でホット100の1位に上がったのは、世界的スターであるジャスティン・ティンバーレイクの2006~2007年の記録(7ヶ月と2週間)の後で最も早いペースだ。グループでは1970年のジャクソンファイブ以来の52年ぶりに最も速いペースだ。チャート進入と同時にホット100 1位に上がる「ホットショット」では54番目の作品だ。所属事務所のビッグヒットミュージック(BIGHIT MUSIC)は「防弾少年団がホット100チャートで4回目の頂上に上がって、21世紀のポップアイコンの位相を正しく証明した」と自負した。

  • BTS、ポップの歴史をまた書き換える…ビルボードHOT100で1位

チャート「Hot 100」は毎週、米国で最も人気のある曲のランキングを集計するチャートだ。ストリーミング実績・音源販売量・ラジオ放送の回数などを総合して順位をつける。ビルボード200がファン層の規模を示すならば、ホット100は米国内の大衆性を判断する指標として通じる。これまでKポップ歌手たちは外国の歌手に排他的な米国ラジオで電波に乗ることができなかったことから、ホット100で良い成績を出せなかった。防弾少年団は『ダイナマイト』を皮切りに、この堅固な壁を崩した。

今回のホット100 1位でさまざまなマイルストーンを刻んだ。ビルボードホット100チャートを1年間4回以上獲得したアーティストのいとつに名をあげた。ビートルズ、ザ・スプリームス、ジャスティン・ティンバーレイク、マライア・キャリー、ポーラ・アブドゥルなどわずか5人のアーティストがこの高地に立った。チャートデビューと同時に1位に上がった曲を3曲以上持つアーティストは、グループではBTSが唯一だ。歌手全体の中ではアリアナ・グランデ(5回)、ジャスティン・ビーバー/ドレイク(4回)の後を継いだもので、マライア・キャリー、テイラー・スウィフトと同じ回数だ。

ビルボードのまた別のチャートのトップにも防弾少年団が刻まれた。全世界的な人気を計ることができる指標である「ビルボードグローバル200」と「ビルボードグローバル」(米国を除く)の両方で頂上に立った。 「デジタルソングセールス」チャートでも1位を占めた。このチャートで頂上に上がった通算7番目の曲で、グループでは最多1位の記録を更新した。

今回のホット100 1位は、簡単に成し遂げた結果ではなかった。最も熱い新鋭のオリヴィア・ロドリゴとの競争が激しかった。 『バター』よりも一週間前にリリースされたロドリゴの『good 4 u(グッドフォーユー)』は、ホット100の1位を強固に守っていた。強力な競争が予告されたが、防弾少年団『バター』はこの怪物新人を溶かした。 USAトゥデイ誌は「防弾少年団の『バター』がチャートを溶かした。先週1位を占めたロドリゴを抜いてホット100チャート1位デビューを果たした。世界記録を塗り替えた」と報道した。フォーブス誌は「ロドリゴが競争を繰り広げたが、防弾少年団を倒すことはできなかった」とし、「スーパースター防弾少年団が強烈な人気を立証して、新しい歴史を書いた」と伝えた。

ホット100 1位発表直後のメンバーは、YouTubeやファンコミュニティのウィバス(Weverse)などを通じて「ああああっ!ありがとう、アーミー!」「寝て目が覚めるとビルボード1位…なんてことだ」(JIN)とし、興奮と意識がもうろうさを隠せなかった。また、「アーミー感謝したい」(RM)や「愛してる、アーミー」(V)など、感謝の気持ちを伝えた。

いまやこのグローバルスーパーバンドに残ったのは、すべての音楽家の夢「グラミー賞」だ。去る3月に開かれグラミーアワードでは韓国歌手初でベストポップデュオ・グループパフォーマンス部門にノミネートされたが、授賞は残念ながら不発に終わった。 BTSは「いつも熱く甘くてクールな音楽をお聞かせするために努力する防弾少年団になる」と語った。
  • 毎日経済 | カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-06-02 17:36:59




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア