魔王シン・ヘチョル、26年間どのような音楽を残してこの世を去ったのか


歌手シン・ヘチョルが27日午後8時19分に亡くなった。享年46歳、死因は低酸素虚血性脳損傷だ。故人の葬儀室は28日午後1時からソウル風納洞(プンサンドン)峨山(アサン)病院の葬儀場に設けられる予定だ。出棺のスケジュールと葬地などはまだ決まっていない。

シン・ヘチョルは1988年、MBC大学歌謡祭でバンド「無限軌道」のボーカルとしてデビューした。当時の参加曲『君に』で大賞を受賞。翌年、無限軌道は最初のアルバム『私たちの前の生が終わっていく時』を発表し活動していたが、メンバー間の立場の違いで解体した。

彼は1990年にソロアルバムを発表した。当時、国内で初めて英語のラップが入ったダンス曲『アンニョン』で注目された。特にソロ2集は、全曲自分が作詞・作曲し、韓国歌謡史100名盤に選ばれた。この他にも『悲しい顔しないで』『ジャズカフェ』など多数のヒット曲を出した。

シン・ヘチョルは1992年にソロ活動をやめてバンド「N.E.X.T」を結成した。N.E.X.Tは、正規4集アルバムまで発表し厚いファン層を作った。1994年に発表したN.E.X.Tの2集アルバム『The Return of N.EX.T Part1:The Being』は、哲学的言語を歌謡に融合して話題になった。 2年後に発売した3集アルバム『The Return of N.EX.T Part2:World』は、日本の有名なロック音楽雑誌に紹介されて好評を博した。

しかし、シン・ヘチョルは1997年にN.E.X.T4集アルバムを発売すると同時にグループの解体を宣言した。以来、彼はイギリスに音楽留学に行き、グループ「Wittgenstein」を結成して音楽活動を続けた。 「Crom」という名前でソロアルバムを出したりもした。

2002年に今の夫人に会った。ミスコリア出身のユン・ウォンヒさんと結婚して1男1女が生まれた。

シン・ヘチョルは2004年に韓国に戻ってN.E.X.Tを再結成し、正規5集アルバム『The Return of N.EX.T Part3:ゲハンミングク』を発表した。デビュー20周年だった2008年に『Remembrance』を公開して記念公演を開催した。彼は最近、6年以上ぶりのニューアルバム『Reboot Myself』を出して積極的に活動していた。

シン・ヘチョルは音楽のほかに「論客」としても名声を轟かせた。彼の弁舌にはよどみがなかった。シン・ヘチョルは2001年からSBSラジオ「ゴーストステーション」を進行した。 MBCで「ゴーストネーション」と名前だけ変えて放送したりもした。2012年に幕を下ろしたこの放送で、彼は社会的事件に対する所見を加減なしに明らかにした。

米軍装甲車にひかれて死亡したヒョスン、ミソンについて言及したことがある。ノ・ムヒョン前大統領の選挙キャンプに合流して政治的所信を表したりもした。このような彼は様々な討論番組に招待される常連の歌手だった。
  • スタートゥデイ_カン・テミョン記者
  • 入力 2014-10-27 22:59:44