トップ > エンタメ > スターフォーカス > チョン・イル「中学生だったファンが社会人となった」9年目の俳優の思い
「今日のときめきを誇らしく終わらせる」。
チョン・イルは『夜警日誌』の初めての台本リーディングの際にこのように誓った。そして最近放送終了した『夜警日誌』は同時間帯1位を記録して成功的に幕を閉じた。
その中心にチョン・イルがいた。彼はコ・ソンヒ、ソ・イェジ、チョン・ユンホを引っ張る9年目の先輩俳優として、またキム・フンス、ソ・イスクなど先輩俳優たちと呼吸を合わせる模範的な後輩俳優として中心を掴んだ。
「中心を最後まで維持しようととても努力しました。若い俳優たちと呼吸をしっかり合わせようと努力し、先輩方とは相談をたくさんしました。演技は一人で出来るものではないんです。互いに忙しければ個人主義で外れることは簡単です。常に相手を尊重しながら真心を込めて演技しようと努力しました。すべての俳優たちが呼吸が良かったので現場でも余裕も生まれました。お陰でさらに自信も付きました」。
『夜警日誌』では多様な鬼神が登場した。演技も他ならず難しかった。目に見えない相手に向かって感情を表現せねばならないためだ。CGについて指摘もあった。チョン・イルは「現実性を生かすために真剣に演技したのみ」と淡々と話した。
「演技自体が設定された状況をパターンにしたものでした。ややもすれば『リアルさ』が無くなることもあるじゃないですか？真剣に演技しようと努力しました。映画『コンスタンティン』を参考にしたりもしました。この映画も退魔師を描いているんです。ともあれ一番重要な私の役割である演技に忠実でした。CGは専門家の方たちを信じるだけです。そして私が想像していたCGのシーンが出来ました。すごかったでしょう。はは」。
チョン・イルは先月29日中国上海で開催された『2014 Cosmo Beauty Awards』に参加してビザをなくして帰国日程を先伸ばした。彼は「本当に予想出来なかった事故だった」としながらも「幼いときに姉さんが上海で勉強していたので行ったことはあったけれど一人は初めてだった。一人バックパッカーの気分でたくさん考えて帰ってきた」と話した。内心、中国進出の欲もないのだろうか。
「映画『インファナル・アフェア』がとても好きです。俳優の中ではレスリー・チャンが好き。グォ・ヨウとコン・リーは一緒に作品をしてみたい。以前から中国作品の誘いがあったけれど今まで機会がありませんでした。いくつか次期作を悩んでいる最中です。良い作品があればもちろんやります」。
青春スターで始まり中国進出を図る俳優になるまで。チョン・イルは確かな道を駆け抜けてきたように見えた。しかし困難もあった。彼は「『思いっきりハイキック』以降揺れた」とし「人々がある瞬間から私をよく知るようになった。最初の作品に人気がとても大きくなり中心を失った」と話した。
「今は客観的に自分を見つめることができます。私自身が少しずつ熟していくようです。20歳でデビューしてもうすぐ30歳を目前にしているけれど、『後輩』という修飾語が少しずつ聞きづらくなったことが悲しくもあります（笑）。責任感が増えたということでしょう。特にドラマは共同体作業であるため中心をしっかり掴まないといけない点が負担になります。自分がした行動に責任が取れる格好良い人間、素晴らしい俳優になりたいです」。
彼にとってもっとも頼もしい支えはファンだった。デビューから共に成長し、れっきとした『社会人』となった人々だ。チョン・イルは「私の影響を受けて芸能界に進路を選んだ人もいた」とし「誇らしくもあるけれど、その肩にちて責任感も相当だ」と話した。
「ファンたちがいるから私が存在するということ、とても良く分かっていますよ。はは。私生活も慎重にありますし。『ハイキック』のとき中学生だった方が就職してプレゼントを持って訪ねてきました。記者、広報、マーケティング、漢医者など様々な仕事をするファンたちが多いです。本当に不思議ですよ。『長い間私の隣を守ってくれたんだな』と考えながらジーンときたりもします。だからファンたちと共にする行動をたくさんします。ボランティア活動、手書きレターを書くような何か特別なイベントです。愛を受けるだけお返ししたいんです」。
チョン・イル「中学生だったファンが社会人となった」9年目の俳優の思い
チョン・イルとのインタビュー
チョン・イルは『夜警日誌』の初めての台本リーディングの際にこのように誓った。そして最近放送終了した『夜警日誌』は同時間帯1位を記録して成功的に幕を閉じた。
その中心にチョン・イルがいた。彼はコ・ソンヒ、ソ・イェジ、チョン・ユンホを引っ張る9年目の先輩俳優として、またキム・フンス、ソ・イスクなど先輩俳優たちと呼吸を合わせる模範的な後輩俳優として中心を掴んだ。
「中心を最後まで維持しようととても努力しました。若い俳優たちと呼吸をしっかり合わせようと努力し、先輩方とは相談をたくさんしました。演技は一人で出来るものではないんです。互いに忙しければ個人主義で外れることは簡単です。常に相手を尊重しながら真心を込めて演技しようと努力しました。すべての俳優たちが呼吸が良かったので現場でも余裕も生まれました。お陰でさらに自信も付きました」。
『夜警日誌』では多様な鬼神が登場した。演技も他ならず難しかった。目に見えない相手に向かって感情を表現せねばならないためだ。CGについて指摘もあった。チョン・イルは「現実性を生かすために真剣に演技したのみ」と淡々と話した。
「演技自体が設定された状況をパターンにしたものでした。ややもすれば『リアルさ』が無くなることもあるじゃないですか？真剣に演技しようと努力しました。映画『コンスタンティン』を参考にしたりもしました。この映画も退魔師を描いているんです。ともあれ一番重要な私の役割である演技に忠実でした。CGは専門家の方たちを信じるだけです。そして私が想像していたCGのシーンが出来ました。すごかったでしょう。はは」。
「映画『インファナル・アフェア』がとても好きです。俳優の中ではレスリー・チャンが好き。グォ・ヨウとコン・リーは一緒に作品をしてみたい。以前から中国作品の誘いがあったけれど今まで機会がありませんでした。いくつか次期作を悩んでいる最中です。良い作品があればもちろんやります」。
青春スターで始まり中国進出を図る俳優になるまで。チョン・イルは確かな道を駆け抜けてきたように見えた。しかし困難もあった。彼は「『思いっきりハイキック』以降揺れた」とし「人々がある瞬間から私をよく知るようになった。最初の作品に人気がとても大きくなり中心を失った」と話した。
「今は客観的に自分を見つめることができます。私自身が少しずつ熟していくようです。20歳でデビューしてもうすぐ30歳を目前にしているけれど、『後輩』という修飾語が少しずつ聞きづらくなったことが悲しくもあります（笑）。責任感が増えたということでしょう。特にドラマは共同体作業であるため中心をしっかり掴まないといけない点が負担になります。自分がした行動に責任が取れる格好良い人間、素晴らしい俳優になりたいです」。
彼にとってもっとも頼もしい支えはファンだった。デビューから共に成長し、れっきとした『社会人』となった人々だ。チョン・イルは「私の影響を受けて芸能界に進路を選んだ人もいた」とし「誇らしくもあるけれど、その肩にちて責任感も相当だ」と話した。
「ファンたちがいるから私が存在するということ、とても良く分かっていますよ。はは。私生活も慎重にありますし。『ハイキック』のとき中学生だった方が就職してプレゼントを持って訪ねてきました。記者、広報、マーケティング、漢医者など様々な仕事をするファンたちが多いです。本当に不思議ですよ。『長い間私の隣を守ってくれたんだな』と考えながらジーンときたりもします。だからファンたちと共にする行動をたくさんします。ボランティア活動、手書きレターを書くような何か特別なイベントです。愛を受けるだけお返ししたいんです」。
- スタートゥデイ カン・テミョン記者
- 入力 2014-11-12 13:39:06
