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ヒット作に続けて出演するイ・ジョンジェ、「映画『下女』でスランプをしっかり抜けたと思う」


  • ヒット作に続けて出演するイ・ジョンジェ、「映画『下女』でスランプをしっかり抜けたと思う」
俳優イ・ジョンジェ(41)は「続編は(出演)できない」と首を横に振った。映画『ビックマッチ』(監督チェ・ホ)続編を作ってもよさそうだという言葉に0.01秒の迷いもなく反応した言葉だ。メディア試写会後、映画を見て俳優たちが2弾が出るのではないのかと言われたが彼の答えは当然(?)「いいや」だった。

確かに手錠をかけられたままで体を飛ばして10数人の刑事をかわさねばならず、休むことなく走らねばならなかった。20数人の暴力団との対決はどうと言うんだ!天才悪党エース(シン・ハギュン扮)に拉致された兄(イ・ソンミン扮)を助けるために孤軍奮闘するイクホ(イ・ジョンジェ扮)の姿がしっかりと映画に収められた。それ(?)をまたしろって?イ・ジョンジェの答えは現在までは「NO」だ。

撮影5ヶ月前から運動と訓練をしたというイ・ジョンジェは「もう年齢もあって筋肉がしっかりと付かず体をつくるのが大変だった」としたが、『ビックマッチ』は奏して体を作らなければ撮影するのが大変な作業だっただろう。それでも幻想的な腹筋と体を作りだしたのだから本当にすごいと言うと「これ以上は上部な体をお見せする役柄はできないんじゃないかと思った。これが最後だと考え、心残りにならないように演技しようとど力した」と話した。

彼はまた「カメラが入ればなかった力も出て、動かなかった肩もより良く回った」と笑った。むしろ撮影が遅延したことがつらかった。監督がシナリオを直す過程が数回あったが、イ・ジョンジェは映画の中の体を維持せねばならず運動と訓練を休むことが出来なかったためだ。

それほど体を作らねばならなかったのだから、監督もイ・ジョンジェの体とアクションをさらに使おうと何かを要求したのではないか。しっかり映るシーンをもっと撮影したりするなどイ・ジョンジェを煩わせなかったのか。

イ・ジョンジェは「監督はアクションよりもコミックな部分にさらに気を使っていた」と答えた。「実際、監督がアクションを求めることはありませんでした。アクションはカメラポジションと人物と角度、方向性だけ合えばあるていど見えるんです。けれどコミック的な要素はアイデアも出さなければいけないし、そのポイント呼吸が合うときが面白いんです。できるまで撮影しなければだったでしょう」(笑)

イ・ジョンジェが言及したことはリングの上でコミックなセレモニーをするシーンや留置場で「これはドッキリカメラか?」と言うシーン、スギョン(BoA)との葦の森での戦いが愛情行為に誤解されるシーンなどだ。「私にはコミック的な才能がない」という彼は「映画である程度明るいトーンを与える程度はできたと思った。映画に出る程度が私ができる部分」だとし「残りは他の方たちが大きな笑いを与える演技をしっかりしてくださりバランスが合ったのではないかと思う」と指摘した。

体と心が苦労したのだからセットでそれなりに楽に(?)演技したシン・ハギュンのエース役が羨ましかったのではないか。全体5ヶ月中、2週程度で撮影が終わったのだからこの点も羨ましくはなかったのか。「セットで撮影し短く終わったのだから楽ではあったでしょう。けれど私が演じていたらシン・ハギュン氏のエースのようには出来なかったと思います。あの役の演技はやり遂げるだろうが、多分違って出たのではないかな?」

『ビックマッチ』は歌手出身のBoAの韓国映画デビュー作でもある。イクホの助力者となる赤い天使スギョン役のBoAとの呼吸はとても良い。イ・ジョンジェは実際には3秒ほど首を傾げた。『私たちが知っているあの歌手のBoA?』しかし次第に頷いた。「運動を長くやり、チャンピオンの夢を持つ選手が努力した時間とBoAが子供の頃から歌手を夢見て練習し努力した時間と雰囲気が似ているようだった」とし「スギョンの雰囲気をしっかりと表現できそうだと思って嬉しかった」と回想した。イ・ジョンジェは「特にスギョンがタバコを吸い、唾を吐くシーンが印象的」だと賞賛した。

  • ヒット作に続けて出演するイ・ジョンジェ、「映画『下女』でスランプをしっかり抜けたと思う」
過去、勢いに乗っていたが暫くスランプを経験したイ・ジョンジェ。最近になっていつそうだったのかというように再び縦横無尽に活動している。『10人の泥棒たち』『新世界』『観相』など観客たちの愛をたっぷりと受けている。イ・ジョンジェを愛する理由は何か。

「私よりも作品を愛するんでしょう。運良く良い作品のオファーを受けたのだろう。その方たちに感謝しています。個人的に映画『下女』の時からスランプをしっかり抜け出したと思っています。イム・サンス監督との出会いも楽しかったし、チェ・ドンフン監督が『10人の泥棒たち』のオファーをしたときも嬉しい役割でした。いつか引越し祝いに行ったときにチェ・ドンフン監督が『次の作品が何になるか分からないが一緒にできたら嬉しいな』と仰ったんです。『新世界』は(チェ)ミンシク兄さんが電話して一緒にやることになり、『観相』もハン・ジェリム監督が呼んでくださった。『ビックマッチ』は制作会社のシム・ボギョン代表がさらに積極的に推薦してくださったものだし」(笑)。

たくさんの作品を演じたが、イ・ジョンジェの恋愛『イルマーレ』も記憶に残る。ファンの中にはイ・ジョンジェの恋愛を待っている人々もいるが、恋愛出演からは遠のいたようだ。

イ・ジョンジェは「恋愛映画のシナリオがあるのかないのか分からないが、私にはオファーがない」とし「あっても恋愛映画やロマンス映画を最近の観客は見ないようだ。最近になって恋愛映画に関心が高くなり『人間中毒』や『マダム・ペムドク』なども見たが思ったほど観客が劇場で見ないようだ」と残念がった。彼は(順位の高い映画も含んだ)恋愛映画に対する関心を表し「脱ぐことに対する不安は大きくない。ストーリーとしっかり合うならば参加してみたら嬉しい」と付け加えた。

恋愛映画に関心が生まれれば恋愛、結婚を考えたりはしないのか。イ・ジョンジェは「一人で暮らすことに慣れ、気楽なこともある」とし「過去には異性が横にいつもいてくれてこそ良く、何かがしっかり戻るような気持ちもあった。けれど今は恋人はいつもいてくれたらと思うけれど、結婚したいという考えは浮かばない」と話した。ファンたちは喜ぶだろうと言うとイ・ジョンジェはハハハと笑った。
  • スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者/写真=ホホホビーチ
  • 入力 2014-11-27 10:57:04




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