「ブラッド」チ・ジニが歴代級の悪役に挑戦、アン・ジェヒョンとの対立に期待

KBSドラマ「ブラッド」

俳優チ・ジニが絶対オムファタールの姿を持った歴代級の悪役演技を披露する。

チ・ジニは16日初放送されるKBS新月火ドラマ『ブラッド（Blood）』にて国内最高のテミンがん病院のセンター長イ・ジェウク役を演じる。秀でた医術と整った外見、社交能力と政治力を兼ね備えたように見えるが、残念で悪魔のような本性で神に反する欲望をよどみなく実現しようとする人物。

これと関連して28日、KBSホームページを通じて『ブラッド』の3番目のティーザー映像が公開された。1次ティーザーにて『血色カリスマ』バンパイア医師に変身したアン・ジェヒョンの姿を公開、大衆を驚かせていた。愛を守ろうというク・ヘソンの純粋な涙を幻想的に収めた2次ティーザーに続き、今回の3次ティーザーではチ・ジニが強烈なカリスマを引き出してアン・ジェヒョンとの鋭い対立を予告、視線を圧倒している。

まずチ・ジニは陰鬱ながらも魅惑的な表情で相手の心を見抜くような鋭い視線を投げてインパクトのある登場を見せた。バンパイアという文字の上に鮮やかな血がぽたぽたと落ちてアン・ジェヒョンがバンパイアの青い目を光らせると、チ・ジニがついにすべてのことを知ったような深く考えるシーンが繰り広げられた。ホワイトシャツに赤いネクタイ、ブラウン系列のスリーピーススーツを格式を持って着用し頭蓋骨彫刻像が装飾された杖を力強く握りしめたまま椅子に深々ともたれて座ったチ・ジニの姿があたかも闇の帝王を連想させるという評価を受けている。

チ・ジニの赤い眼差しとアン・ジェヒョンの青い眼差しが強烈な対比を見せる中で、炎の中を迷わず歩くアン・ジェヒョンと強烈なフォースでアン・ジェヒョンと向かい合うチ・ジニの姿が交差されながら緊張感を最高潮に高めている。「お前と私、世界を変えることが出来る」というチ・ジニの静かで不気味な声がアン・ジェヒョンを統制しようとする強烈な欲望を実感できるように表現した。

『ブラッド』は『グッドドクター』を通じて韓国最高の医学ドラマコンビであることを証明したキ・ミンスPDとパク・ジェボム作家の2015年の新作だ。永遠の命を持つバンパイア（吸血鬼）が人間の生命の尊さに加えて、人間らしく生きることの真の意味を悟っていく過程を描いたファンタジー医学ドラマだ。

シックニュースチェ・ジョンウン記者 / 写真=IOKメディア | (C) mk.co.kr
入力 2015-02-02 21:06:57

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