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エンタメ > スターフォーカス > 俳優パク・ボヨン、私の中の不良っぽさを発見しました
成人男性の手のひらほどの小顔と大きな目玉、158㎝の小体の体型からはとうてい「殺気」などは探してみることができない。しかし、可愛らしいと見くびっていると大変な目にあう。
22日に封切りする映画『血気旺盛な青春』で俳優パク・ボヨン(24)が、不良女子高生ヨンスクに変わり、1982年忠清道の農村の村を血で染める。農業高等学校の「イルジン(一陣)」のヨンスクは、いいがかりをつける男子学生の頭をコンパスで殴って、目をむくだけでも学生たちをぶるぶる震わせる。
最近、ソウル鍾路のあるカフェで会ったパク・ボヨンは「強い女性キャラクターはして見なかったものなので興味がありました」とし、「とくに、女性が男性を守ってあげる設定がとても素敵でした」と話した。『オオカミ少年』(2012)で清純な少女スニを記憶する人なら、パク・ボヨンの変身は衝撃なようだ。パク·ポヨンは歯の間につばをびりびりと吐いて、上手な手つきでタバコの吸殻をはたい。
「悪口をひどくしながら感情を表現するのでストレスが解けました。人は一度くらい自分の感情を激しく表現する必要があるんだなと思いました。私の中にある不良っぽさを発見したようです。やってみると面白かったんですよ」
悪口の練習は車の中でした。「家で悪口すると家族が驚くんですよ。自動車は一人でいる空間じゃないですか」
ソウルから来た転校生ソヒ(イ・セヨン)とトイレで繰り広げられる乱闘劇は「不良輩演技」の終結版だ。「監督が女性の『醜悪な喧嘩』を注文しました。中学の時、女の子たちが頭を掴んで争うのを見たことがあります。その時の記憶を思い出しました(笑)」
顔を近くに当ててこそ声がやっと聞こえる彼女は内省的な性格だ。家で一人ブロックを積んだり「レゴ」を組み立てながら時間を過ごす。しかし彼女は「ヨンスクの決断力ある性格は似ている」とし「一度決定するとあまり振り回されない」とした。
これから20代序盤の彼女は演技観も確実だ。「俳優キム・ヘスク先輩がロールモデルです。視聴者に感情がうまく伝達されるじゃないですか。演技しながら俳優が持った感情を共有する感じというか。私もその心を人々に分けてあげたいです。先輩のように年をとっても続けて演技することができたらとても幸せかもしれないです」