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所属事務所の「甲質」に芸能人だけがダメージを受ける


的を射た、鋭い言葉で相手の急所を突くことを比喩する言葉。複雑な芸能界イシューを一言で整理する。苦言であろうと、風刺だろうと賞賛だろうとも、この短い文章でもどかしい気持ちをすっきりさせる。「サイダー」のように、すっきりとさせてあげよう。<編集者>

「お前、俺を知らないのか?俺は○○のマネージャーだよ~!」

一部の非常識なマネージャー、もしくは所属事務所関係者たちの「甲質」行為が度を越している。大型企画会社もしくは売れているトップスターのマネージャーというプライドで傲慢に振り舞うことはもちろんいわゆる「私たちのスター様がお忙しい」という言い訳で目に見える嘘まで日常的に行って厳しい視線を受けている。しかし、なぜ分からないのだろうか。その一言が彼らが仰ぎ祀る芸能人にそのままダメージを与えるということを。

最近、ギャグマン兼DJのA氏のマネージャーは取材陣に向かってあきれる言葉を吐いた。自身の所属事務所は大型企画事務所であるため、写真チームが別にあるため取材陣が写真を撮ることはできないというもの。普段のインタビューのときにも所属事務所から直接写真を「送ってくださる」ために、メディアでの写真撮影はできなかったというのが主な内容だった。同じ所属事務所の別の芸能人は取材陣のカメラにしっかりポーズを取っていたのに、それは何だと尋ねると「それはそれ、うちのAは違う」という曖昧な答えが返ってきた。A氏のマネージャーの「丁重な」拒否により、写真記者は肩透かしをくらって帰るほかになかった。

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  • < (注意)上記写真は記事内容と関係ありません。 >

ガールズグループBの所属事務所関係者はこのガールズグループの海外人気が検証されていないという記事が掲載されるや、そのメディアを訪ねて乱闘を起こした。取材陣に向かう暴言を吐き、怒って記事の削除を要求したが、その「丁重な」要請は受け取られなかった。

過去に大型企画会社のあるマネージャーは所属歌手の中国でのイベントについて行き、自分もこの歌手と同一クラスの宿を要求したが面と向かって叱られたことがある。当時の公演主催側関係者は「舞台にのぼる歌手のためにリラックスできる宿を提供するものであり、マネージャーの虚勢に合わせてやろうと提供する宿ではない」と呆れた。

イベント進行でも同じだ。最近、突然人気を集めているあるガールズグループの場合、認知度が低かった当時助けを与えた業界関係者たちに恥をかかせている。ある業界関係者は「収入もほとんどなかったとき、イベントも取ってやった当時はありがたがっていたが、今ではちょっと売れたと呆れるようなイベント出演価格を提示して困惑した。マネージャーの実利を整えるために、結局はグループのメンバーだけがダメージを受けることになる」ともどかしがった。

インタビューの質問用紙を検証する所属事務所もたまにある。芸能人に敏感な質問があるかもしれないと注意する関係者たちの気持ちは十分に理解するが、皆が知りたい部分を尋ねることが記者たちの義務と相反することは仕方ない部分ではないか。しかし、最近あるアイドルメンバーの所属事務所が「○、×」をつけて事前検閲する格好を見せてまた再びまな板の上に乗った。関係者が少しだけもっと考えて取材陣と長い話をすれば解決することができるハプニングであっただろうに、そのマインドに心残りを残す。

トップ歌手Cの所属事務所はあるプログラム制作陣と摩擦を経たが、その理由が収録開始前から所属事務所関係者が制作に割り込んで「甲質」をおこなったためだ。プログラム内のあるコーナーに入っていた公演収録分量を直接編集すると口を出したり、それも信じられないとPDが編集する間の過程を見守ると越権行為を見せて眉をひそめさせた。

所属事務所は一羽の白鳥を動かすために、絶えず動く水かきと同じだという点を忘れてはならない。その苦労を分かってくれる人物は多くはないが、だからといって慢心して水かきを力を抜いて動かせば、その白鳥はそのまま水の中に埋もれてしまうためだ。所属事務所の「甲質」に芸能人が困難に陥っている。
  • MBNスターイ・ダウォン記者 / デザイン=イ・ジュヨン | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-17 16:42:44




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