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[百想芸術大賞]映画部門大賞はチェ・ミンシクに…全員が笑った祝祭

「第51回 百想芸術大賞」 

  • [百想芸術大賞]映画部門大賞はチェ・ミンシクに…全員が笑った祝祭
26日午後、ソウル東大門区慶熙大学平和の殿堂にて第51回百想芸術大賞が開催された。この日、映画部門賞は均等にトロフィーを分け、共に楽しむ「全員の祝祭」として幕を閉じた。

映画部門最高の賞である大賞には映画『鳴梁』のチェ・ミンシクの名前が呼ばれた。チェ・ミンシクは『鳴梁』にて乱世を克服し、危機に百姓を生かした偉大な英雄イ・スンシン役を演じて熱演を繰り広げ、1700万人の観客を集めて韓国映画の歴史上最高の興行作にした。

チェ・ミンシクは、「見る人によって好き嫌いがあるでしょうが、『鳴梁』は私にとって意味深い映画であることに間違いありません。私のような軽輩の身という考えに挫折感を味わうきっかけとなりました」とし、「多くを学ばねばと感じ、仕事に終わりはないというものすごい重圧感を感じました。だからより感謝の気持ちが沸く作品」だと受賞所感を通じて『鳴梁』に対する愛着を見せた。

それだけでなく、彼は「高校生のときに演技をしたいと夢を育てたチェ・ミンシクと、今のチェ・ミンシクがどれほど接しているか考えることとなりました。とてもたくさん変わり、染まりました。良い作品を話すよりも、この映画がヒットするのかしないのかについて話すようになりました」としながら、「僅かですが、残っている余白をしつこく掴み広げて守りたい。人生を生きれば変わることが自然だと言いますが、それでも最後までこの余白を守るように努力し、より良い作品で皆さんの前に、恥ずかしくない俳優となるよう努力します」と付け加えて全員の拍手を受けた。

作品賞にはイム・クォンテク監督の102番目の映画であり、アン・ソンギが主演を務めた『ファジョン』が受賞した。2004年第28回李箱(イ・サン)文学賞大賞を受賞したキム・フン作家の同名小説を原作としたこの映画は、中年の内面を深みをもって照明した現実的な素材で中年層の観客たちを掴んだ。

また、男性最優秀演技賞には『最後まで行く』のイ・ソンギュンとチョ・ジヌンが共同受賞して注目を集めた。特に「賞運のない俳優」と呼ばれたイ・ソンギュンは今回の受賞でジンクスを破ったことになる。女性最優秀演技賞には非正規職労働者たちの雇用問題を扱った映画『カート』にて熱演を繰り広げたヨム・ジョンアが名前を挙げた。助演賞には『海賊:海に行った山賊』のユ・ヘジンと『ファジャン』のキム・ホジョンがそれぞれ名前を呼ばれた。

特に、新人演技賞に名前を挙げた二人の俳優が視線を集めた。男性新人演技賞を受賞したパク・ユチョンは『海霧』を通じて韓国映画評論家協会賞、大鐘賞、釜山映画評論家協会賞、青龍映画賞などはもちろん百想芸術大賞まで全8つの新人賞を受賞することとなった。女性新人演技賞のチョン・ウヒも尋常ではない。チョン・ウヒは青龍映画賞、全州国際映画祭、野花映画賞、マックスムービー最高の映画賞、今年の映画賞、黄金撮影賞、韓国映画俳優協会スターの夜人気賞、今年の女性映画人賞、CGVムービーコラージュアワード、韓国映画評論家協会賞、ディレクターズカットアワードなど全13冠王という前代未聞の記録を残した。

この他にも映画部門からは『ドヒよ』のチョン・ジュリ監督が新人監督賞を、『カート』キム・ギョンチャン作家がシナリオ賞を、『江南1970』イ・ミンホと『尚衣院』のパク・シネがLF人気賞を、『最後まで行く』のキム・ソンフン監督が監督賞を受賞した。

一方、百想芸術大賞は1965年から韓国大衆文化芸術の発展と芸術人の士気向上のために制定された授賞式。今年で51回目を迎え、去る1年間放映または上映されたTV、映画部門の制作陣と出演者に授賞される。

以下、第51回 百想芸術大賞受賞者(作)

▶映画部門大賞:『鳴梁』チェ・ミンシク
▶TV部門大賞:ナ・ヨンソクPD
▶映画部門作品賞:ファジョン
▶TV部門ドラマ作品賞:風の便りで聞きました
▶映画部門男女最優秀演技賞:『最後まで行く』イ・ソンギュン、チョ・ジヌン / 『カート』ヨム・ジョンア
▶TV部門男女最優秀演技賞:『未生』イ・ソンミン / 『ママ』ソン・ユナ
▶InStyle男女ベストスタイル賞:イ・ジョンジェ / シン・ミナ
▶映画部門監督賞:『最後まで行く』キム・ソンフン監督
▶TV部門演出賞:『未生』キム・ウォンソクPD
▶映画部門男女助演賞:『海賊』ユ・ヘジン / 『ファジャン』キム・ホジョン
▶男女スター賞:イ・ミンホ / パク・シネ
▶映画部門LF男女人気賞:『江南1970』イ・ミンホ / 『尚衣院』パク・シネ
▶TV部門LF男女人気賞:『ピノキオ』イ・ジョンソク / 『僕には愛しすぎる彼女』クリスタル
▶TV部門教養作品賞:KBS 料理人類
▶TV部門芸能作品賞:非頂上会談
▶TV部門男女芸能賞:『非頂上会談』『私は一人で暮らす』チョン・ヒョンム / 『コメディビッグリーグ』『ルームメイト』イ・グクジュ
▶映画部門シナリオ賞:『カート』キム・ギョンチャン作家
▶TV部門脚本賞:『パンチ』パク・ギョンス作家
▶映画部門新人監督賞:『ドヒよ』チョン・ジュリ監督
▶映画部門男女新人演技賞:『海霧』パク・ユチョン / 『ハン・ゴンジュ』チョン・ウヒ
▶TV部門男女新人演技賞:『未生』イム・シワン / 『風の便りで聞きました』コ・アソン
  • MBNスター パク・ジョンソン記者/写真=イ・ヒョンジ記者、クァク・ヘミ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-05-27 00:16:36




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