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エンタメ > TV・映画 > 「君を憶えてる」ソ・イングクの冷たくも視聴者を胸キュンさせるポイント
『君を憶えてる』にてソ・イングクが無関心なようでいて相手をときめかせるポイントで視聴者の胸キュンを誘発している。
KBS2TV月火ドラマ『君を憶えてる』にてイ・ヒョン(ソ・イングク扮)は天才プロファイラーらしく犯人の心理を瞬時に暴き出す。相手の感情を正確に探り出す能力はあるため、恋人の気持ちもしっかり読み取るように思われるが、彼は異性に1%の関心もなかった。
しかし、チャ・ジアン(チャン・ナラ扮)に出会い、彼女に心を開くと眼差しから行動まですべてが変わり始めた。今も無関心に見えるが、瞬間瞬間に女心をときめかせるポイントを正確に探り出して胸キュンを誘発している。意図してはいないが、視聴者たちをときめかせている彼の胸キュン秘策は何か。
▶ スキンシップは段階的に、過度にならず
序盤のヒョンは自分に近寄るチャ・ジアン(チャン・ナラ扮)を心から、体から引き離すのに忙しかったが、彼女に気持ちを開くや変わり始めた。近よって安全ベルトをつけてやり、風になびくジアンの髪を優しく撫でてやったりもした。中でも一番圧倒的な呼応を受けたスキンシップは撫でること。去る5話放送分にてヒョンは警察庁に隠れて資料を持ち出したジアンが恩着せがましく話すと、「よくやった」と彼女の頭を撫でてやった。視線と気持ちは事件ファイルに集中していたが、過度になりすぎない行動に胸を締め付けた。
その後、7話では閉園された遊園地でデートを楽しみ立ち止まったジアンをじっと見つめたヒョンは、「たくましく育つために苦労したな」と再び彼女の頭を撫でた。ときめきはもちろん、温かな慰労も見せた。
このように彼のスキンシップは毎回過度になりすぎず、少しずつ発展していき、さらには真心まで込められており見る人々に毎回致命的なときめきを抱かせている。
▶ 少しずつ変化する眼差し
発展していくスキンシップと共に警戒と疑心、無視ばかりだったヒョンの眼差しには優しさが満ち始めた。
去る8話放送分にて通り魔に襲われた後、病室で眠りについたジアン。以前のヒョンであればどれだけ殴られてもどこでも眠るジアンにため息をついて見つめていただろう。しかし、彼女を見るヒョンの顔には心配な気持ちが溢れており、腫れた顔が恥ずかしいから見つめるなというジアンが可愛いとでもいうように笑顔を見せた。
ジアンから癒され、気持ちを開いて眼差しまでも柔らかくなったヒョン。今後ジアンとの関係が発展するとすれば、さらに甘い眼差しを見ることができるかもしれない。
▶ 言動不一致、駆け引きは基本
「一番可能性が低く、一番関心がなく、解きたくない謎かけ」だとジアンを表現して自身に接近するなと話したヒョン。しかし、それから暫くして彼は「謎かけを解きたくなった」とジアンに余裕のある表情で近寄った。また、ご飯をこぼしながら食べるジアンに呆れたような表情をしながらもティッシュを差し出したりもする。
こうしてヒョンの言葉とは裏腹の行動に勘違いと時には怒りを見せるが、かえって彼が気になり惹かれる理由を作っている。