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夏の暑さにバテたあなたに、「夏の歌手たち」を紹介します

◆ City Life 第488号…STAR TAP ④/④ 

  • 夏の暑さにバテたあなたに、「夏の歌手たち」を紹介します
わずか10数年前にしても、夏といえば顔を出す歌手たちがいた。最近でいえば、毎年桜が咲く頃に必ず流れ出すBusker Buskerの『桜エンディング』のような雰囲気のことだ。けれど、その当時の夏には歌よりも歌手により熱狂した。大胆なビキニ姿のユリが思い出されるグループ、クールが代表的であり、最近のBusker Buskerと似た雰囲気のコナーがそうだった。夏といえばクールであり、また夏といえばコナーだった。まさにシーズンソングとしてヒットしたグループだった。

最近はどうだろうか。春の日のBusker Buskerほどに熱い季節、夏を支配している歌手はいるだろうか。もちろんいる。夏と離すことの出来ない最高のガールズグループSISTARがその主人公だ。今年も変わらず夏の暑さを吹き飛ばす新曲『Shake it』で名実共に夏のガールズグループの姿を確実にした。メインストリームの夏をSISTARが占領したとすれば、インディーズ音楽界の夏は彼らが支配する。名前だけを聞いても涼しく爽快な「ウクレレピクニック」と「ロマンチックパンチ」、「ビーチボールトリオ」だ。夏になれば水を得た魚のように新しい音楽を発表し、暑さに疲れた音楽ファンたちを癒してくれる彼らはいつしか代表的な夏バンドとしての立場を固めている。

2010年から毎年夏に新曲を発表してきたウクレレピクニックは、7月末にミニアルバム「夏の雨」を発表し、来る8月7日に都心の中での夏休みコンサートを開催する予定だ。夏フェスティバルの人気バンド、ロマンチックパンチも2009年から夏になるとアルバムをリリースし、今年の夏も例外なくシングルを発表する。新曲は8月7日に開催される釜山ロックフェスティバルの舞台で公開される予定。オー!ブラザーズ(Oh! Brothers)出身のチェ・ソンウとキム・ジョンウン、ミミシスターズのクンミミが出会ってチームを作ったビーチボールトリオも夏のバンドとして急浮上中だ。多くの言葉は必要ない夏のグループ、ビーチボーイズを慕うビーチボールトリオは聞くだけでも涼しげなサーフミュージック、ドゥーワップ 、R&Bなど60年代ロックンロール黄金期の音楽を披露し、8月から「モクパンコンサート」をはじめとした多彩な形式の公演を繰り広げる計画だ。
  • Citylife第488号(15.07.28付)
  • 入力 2015-07-23 10:33:14




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